2016年12月30日

ONEPIECE 851 速報


サンジが突き落とされた孤独の闇は深い。
プリンの能力は「ヘブンズ・ドアー」っぽい?

・・・そしてルフィを助けに、あの男が来る。

次のジャンプは1月7日発売なので、また来年
皆さん、今年も一年ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

記事本文はこちら

posted by BIE at 08:02 | Comment(10) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年12月26日

ONEPIECE 850「一筋の光」


いやぁ、騙されたわ〜〜

op_850a.gif
涙流して「さよなら」なんて言うんだもんな〜

聡明なワンピファンの皆は、
プリンの写真をはじめて見たときから、疑いの眼で見ていたはずなんだ。

かく言う僕も、
なんだかんだ言いながら、
結局全部うまいことビッグ・マムに都合の良い方へ話が流れていく端々で、
プリンが一歩踏み込んでは後ずさるという「あざとさ」に気付いていたのに、

いかにプリンがいじらしかろうとも、
三つ目を隠している以上、ウラがあるに違いないという目で見ていたのに、

「本当のプリンちゃんはいいコであって欲しい」
いつの間にやら思わされていた。見事に暗示にかけられていたよ。

あまつさえ、三つ目が開くと別人格になるとか、
三つ目ちゃんは、そっくりの別の姉妹じゃないかとか、

「プリン=マジ天使」の図式をなんとか崩さない理解の道を模索していた。



op_850b.gif
夢見てんじゃねぇよ!!このチンカスども!!
妄想乙!



op_850c.gif
自分の無力を嘆くいじらしくも甲斐甲斐しい素振りは、すべて演技。
プリンは自分の意思で、皆を騙していた。

op_850d.gif マジウケルー
前々回848話のラストで流した涙は
ルフィもサンジも、
プリンにとっては腹がよじれるくらい哀れな道化だったから。

レイジュを傷つけたのもプリンだった。

いやぁ・・・想像のはるか上空をいくほど「邪悪」だったわ。


プリンが言うには、

op_850e.gif
ジェルマの科学力は欲しいが、ジャッジやイチジはどうせ言うことをきかない。
だったら、貰うものだけ貰って、ヴィンスモーク家は皆殺しにすればいい。

op_850f.gif
「血統因子」のことだろうな。

強い個体も速い個体も、人間を思いのままに「製造」できる。
この技術を使えば、
ビッグ・マムが求めて止まない「家族の巨大化」も夢ではないだろう。

「巨人族を超える巨人族」を創り出すつもりなのかもな。


だが、分からないことがある。
あとたった半日で目的が果たせるというのに、
なぜ、今レイジュに真実を話す必要があるのか。

「まだ目が覚めないのか」と言われそうだが
真実をレイジュに漏らすことで、明日の婚礼を誰かがぶっ潰してくれないか
と一縷の望みをかけていたりは・・・しないか・・・しないな。

それが本音だったら、わざわざルフィを怒らせる必要ないもんな。

いや・・・
悪態をつきながらもルフィたちが脱出できるヒントを残してきたとか・・・
それならヒソヒソ話さないな。

・・・まだ目が覚めていないようだwww
ネズミとかハエとか、菓子職人や料理人が忌み嫌う喩えだもんな・・・


op_850g.gif
とにかく、今の会話をサンジが聞いてしまった。

目に映るものすべてが敵の、地獄に射すただ一筋の光明が潰えた瞬間。
はたしてサンジは、ただ絶望するのか、それとも激怒、奮起するのか。



ここまで手酷い裏切りを受けてもなお
サンジがプリンを蹴ることは、僕はないと思っている。
それは、親としてのゼフの教えを踏みにじることになるからだ。

まぁ、真実を知ってしまった以上、自分の身は自分で守れるはずだ。
ルフィたちも図鑑に収録されている分には、すぐに殺されはしないだろう。

注目は、これから殺されるヴィンスモーク家の人々を
サンジが助けるかどうかだ。

サンジにとって生家は忌まわしい悪因縁。
恩も義理もないはずだが、ただ見捨てて自分だけ去るようなことはあるまい。
サンジの感情は「怒り」か「哀しみ」か。その矛先はどこへ向かう!?

なんだか「イチジ=ラスボス説」がいっぺんに吹っ飛んだわ。
(まだわかんないけど・・・)




さて、前回のレビューで僕は
ペドロが「5年前に生きることに執着した」ということに言及した。

何としても、必ず生きて戻らなければならない理由が在ったはずだ
それは「世界の夜明け」の一助となれるか否か。

op_850i.gif
ネコマムシが言う「世界の夜明け」が何を意味するかはわからないが
それを見ること、その助けとなることがペドロが生きる意味のすべて。

相棒が死んでしまった今、自分だけでも生きて戻らなければ
今回の旅とその失敗で得た知識も経験も何の役にも立たない。

命をかけることと、命を無駄にすることは全く逆のことだ。
男の命には使うに相応しい時と場所がある。

op_850j.gif 今はその時ではない。

これ・・・倒してないよな・・・?



余談だが:

op_850h.gif
ゼポってのは、体の大きさや寿命からして、ベポの父親じゃないかね。
ベポはゼポのビブルカードを辿ってゾウまで来たんだな、きっと。
※いっぱいご指摘いただきました。
posted by BIE at 17:28 | Comment(12) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年12月24日

ジョジョの奇妙な冒険 第四部 #39「さよなら杜王町─黄金の心」


コミックス 46巻09章・47巻01〜03章に相当。

今ふたたび追いつめられた吉良吉影は地に崩れ落ちた。

jojo-04DU_39a.gif
このわたしが追いつめられてしまうなんて、これは夢に違いない。

信じられない現実に抗う心が折れた瞬間だ。
それとも「夢」なら、寝て起きれば覚めるとでも思ったか。

jojo-04DU_39b.jpg
しかし、その絶望の窮地のさなか、
今また「バイツァ・ダスト」が発動しようとしている。

その詳細を知るただひとりの人物:早人の分析によると、
「バイツァ・ダスト」は、
吉良吉影がどうしようもなく追いつめられた時だけ偶然的に発動し、
時間を1時間ほど戻してなかったことにする。
さらに、吉良吉影の正体を知ったものは全員爆死する。
 

吉良吉影の窮地を救う、ただそれだけを目的に、
事実を知った者ことごとくを排除するという
吉良吉影だけに都合良すぎる、身勝手極まりない能力であることは事実だが

jojo-04DU_39c.gif
その発動の条件が今また揃っていることに、なぜ早人が気付いているのか。

昨晩、風呂場にて吉良吉影を精神的に追い詰め、殺されてしまった早人。
しかし「バイツァ・ダスト」が発現したのは、早人が追い詰めたからではなく、
早人を勢い余って殺してしまった事に起因する。

然るに、早人は「バイツァ・ダスト」の発現を見ていない。

そして吉良吉影は、早人を殺してしまったことや、そのために絶望したこと、
あり得ないことに「ふたたび」矢に射られたこと、
ってか、そもそもスタンド能力発現の条件や、ひとりに一つの原則なども
当然のことながら早人に言ってはいない。

それなのに、この早人の熟知ぶりは、作中で繰り返したよりもさらに何度も
実は、我々が知らない繰り返しを経験しており、
ともすれば、重ちーや露伴のように

jojo-04DU_39d.gif
行き場のない自分の魂が、苦しみ抜いて崩壊しながら空に召されるその様を
覚えているという可能性すらある。
早人の知識と経験、侮りがたし!



もう躊躇していられない。
今を置いて、吉良吉影を止める機会は二度とない!駆け出す一同。

jojo-04DU_39e.jpg
「バイツァ・ダスト」は承太郎に出会いたくない一心で発現した能力。
その限界の「ギリギリさ」が、再びきっと!
「バイツァ・ダスト」を発現させるのだッ!!


この吉良吉影の言葉からは、早人の言うとおり
「バイツァ・ダスト」が自由自在に使える能力ではなかった事がわかる。

こまめにセーブすることを怠った吉良吉影の慢心が
早人に付け入る隙を与えたと僕は思っていたが、そうではなかったようだ。
「バイツァ・ダスト」は
一度解除すると、もう一度かけることが自由にはできなかったのだ。

「偶然的に発動する能力」であることを早人が知っていたのは
吉良吉影がセーブして過去を確定することを怠っていたことから推測した
のだとしたら、早人の洞察力は、これまた少年離れしていると言える。


かくして吉良吉影は、この混迷の事態から解脱し・・・

jojo-04DU_39f.jpg
早人以外に自分の正体を知る者のいない時間にふたたび降り立った。

・・・かに思えた。

逃げ切った!!運命に打ち勝ったと、吉良吉影が安堵したとき
真実を告げに来た少女:杉本鈴美

jojo-04DU_39g.jpg
お前はもう死んでいる。
いくら死ぬ刹那だろうと、楽して消滅なんてさせやしない。
自分がどうやって無惨にも命を落としたのかすべて思い出せ!


jojo-04DU_39h.jpg
いいや!限界だ。押すねッ!

だがそのスイッチは押すことができなかった。
康一の「エコーズACT3」が超重力をかけたからだ。

jojo-04DU_39i.jpg
間髪入れずに「スタープラチナ」が時を止め、
第三部のBGMをバックに、万感の思いを込めて渾身のオラオララッシュ!

jojo-04DU_39j.jpg
ぶっ飛ばして、吉良吉影の右手を破壊した。


さて、ここで細かいことだが
「エコーズACT3」の射程距離は5メートル。

一瞬を争う緊張感の中「5メートルまで近づかないと
時間を止めても間に合わない」と考える承太郎よりも、
康一の方が先に攻撃できたのは、
承太郎が「ザ・ワールド」を無駄撃ちしないために確実性をとったから
と考えれば辻褄は合うのだが、

jojo-04DU_39k.gif
実は原作では、体制を崩した(?康一が
駆け出した承太郎のコートをつかんでいるように見える描写がある。

そしてそのあと、
時間が止まった康一は承太郎のコートにしがみついていた。
康一はずっと走る承太郎にぶら下がっていた、
すなわち、二人はほぼ同じ距離にいたということになる。

だから確実性をとった承太郎よりも、一瞬早く攻撃を仕掛けることができたのだ。

ところがアニメでは、「エコーズACT3」で吉良吉影を攻撃するその時

jojo-04DU_39m.jpg
康一は立ち止まってポーズを取っているにも関わらず、

jojo-04DU_39l.jpg
次の瞬間、時間を止めた承太郎のコートにぶら下がっている。

これはあかん。

時間を止めていられる僅かな時間に確実にケリを付けられる距離まで
矢も盾もたまらず猛ダッシュしている承太郎に、
一度立ち止まって技を仕掛けた康一が追いついて
承太郎のダッシュを邪魔するかのようにコートを掴んでいることになる。

何してんの!?

ちなみに、承太郎が「ザ・ワールド」を「二度がけ」すれば、
相当な距離も一瞬で移動できんじゃね? という
素朴だが無粋な疑問が湧くが、
長いブランクがあったため、それは出来ないと考えるよりないだろう。


ボロボロで地を這い、もはや指一本満足に動かせないほど敗色濃厚でも
まだ生き残ろうと足掻く吉良吉影にとどめを刺したもの。

jojo-04DU_39n.jpg それは救急車。
結構衝撃的に後輪に巻き込まれる様が描写されている。

火事場に猛スピードでバックしてくる救急車なんて見たことないが、
人が突然ぶっ飛んできたのだから、運転手を攻めることはできないだろう。

jojo-04DU_39o.jpg
ヤツの最期は「事故死」・・・。
あいつは法で裁くことはできないから、これでいい・・・。



jojo-04DU_39p.jpg
一方、あっという間に「死」を受け入れた吉良吉影は
整形で手に入れた顔ではなく、本来の自分として
「幽霊」としての安穏な生活に興味を示しはじめていた。

その新しい生活の第一歩が、
ふたたび杉本鈴美を怖がらせることであることに、歓びすら感じているようだ。

だが、吉良吉影の魂が、
おとなしく、怯えて、後悔にまみれて、あの世へ行くわけがないことは
鈴美の想定の範囲内のことだった。

jojo-04DU_39q.jpg
アーノルドに襲われた吉良吉影はバランスを失い
絶対振り返ってはいけない小路でもんどりを打つように倒れた。

jojo-04DU_39r.jpg
お逝きなさい!吉良吉影

jojo-04DU_39s.jpg
かくして、悪の権化は闇の中へ引きずり込まれた。

jojo-04DU_39t.jpg
そこは、魂すら形を保つことを許されない、
吉良の魂が粉微塵となって無に帰される様子が描かれた。
原作にはここまでの描写はない。


jojo-04DU_39u.jpg

別れのとき。
15年もこの路地に縛り付けられてきた鈴美が、天に召されるときが来た。
邪悪な欲望で人の魂を汚辱し続けてきた元凶はもういない。
鈴美とアーノルドの魂が、苦しみ崩れるようなことはもうない。



第四部開始当初に書いたように、
本作はスタンドバトルという非日常を繰り返す、日常生活の物語だった。
杜王町というひとつの町の片隅で、いつの間にか始まり
いつの間にかひっそり終わっていた、決して小さくはない騒動。

杜王町が生んで杜王町に執着した吉良吉影という怪物によって
町は大きく傷つけられたが、人々の暮らしは変わらない。

承太郎とジョセフは帰国し、こうして皆それぞれの日常へ。


原作では描かれることがなかった
キャラたちのその後の「日常」が盛りだくさんのエンディングは嬉しい。

jojo-04DU_39v.jpg
正式にカップルとなった康一と由花子。
由花子は作った弁当・・・忘れてきてんじゃないか?

jojo-04DU_39w.jpg
猫草を引き取った虹村親子

グルーピーに惚れられてこその噴上裕也や
超スピードで原稿を執筆する露伴は相変わらずだ。

送電鉄塔と共存を続けている鋼田一豊大(仮名)までが登場したが
何人か描かれなかった者がいる。

死んだ人や入獄した音石明は仕方ないとして、
エニグマの宮本輝之輔は本になっちゃったからか。
でもアンジェロ岩は出たんだよなぁ。
ジャンケン小僧こと大柳賢が出てこないのはなぜかなぁ・・・。


jojo-04DU_39x.jpg
ちなみに、このシーンの広瀬母娘以外のモブは、

第01話で車の排ガスにむせていた村上のお婆ちゃん
第08話で間田敏和を最後に懲らしめたバイク乗り
第20話でエステシンデレラから飛び出してきた女性
第22話で吉良吉影の新たな標的となった女性とお茶してた友人
第29話で仗助のバイクにはねられかけたベビーカーの女性

こうして1999年の夏は、ほとんどの人々にとって
いつもの夏と同じように、あたりまえに過ぎていった。

jojo-04DU_39y.jpg
ジョジョの奇妙な冒険 part.4 ダイヤモンドは砕けない 完

長らくのお付き合い、ありがとうございました。
第五部のアニメがあったとしても、たぶんレビューはしません。


おことわり)
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
「原作準拠」の検証の目的で、コミックとの比較をするスタンスで書いていましたが
第四部は、三部までほど「原作準拠」に拘っていないようなので、比較はもちろんしつつ、
筆者の勝手な推察や持論を、多めに盛り込んで書いてゆきます。

基本的に、揚げ足取り中心の文章となることはこれまでと変わりないので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思いますが、
筆者は決して悪意を持ってはいないことをご理解の上読み進めていただけると幸いです。

また、検証・認識の甘さから、的はずれなことを書くかもしれません。
その場合は、遠慮なくご指摘ください。

ご指摘・お叱り・応援、あらゆるご意見を歓迎します。

2016年12月21日

ONEPIECE 850 速報


さすがはオダッチ!ぼくらの予想を軽く超えてきた!!
そこにシビれる!憧れるぅ〜〜!!!

何がって・・・?
いやそれが、想像以上に・・・!!!・・・だったと。

たまげたなぁ。

記事本文はこちら
posted by BIE at 17:07 | Comment(10) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年12月17日

ジョジョの奇妙な冒険 第四部 #38「クレイジー・Dは砕けない その2」


コミックス 46巻04〜08章に相当。


今回は、ちょっと余談から:

jojo-04DU_38a.gif

「猫草」こと「ストレイ・キャット」は、
仮死状態になっていた猫が、スタンド能力の発現と同時に
肉体の死滅、そして、そこに植えられた植物の肉体(?との同化(?などを経て
とにかく、なんだかよく分からない効果で
猫とも草ともつかない未知の生き物として生まれた。

ただ一つ間違いないことは、こいつは「スタンド」であるという事実。

だが「猫草」は、川尻しのぶや川尻早人にも見えているし、
猫草が放った空気弾も早人は視認できている。
これはすなわち「ストレイ・キャット」は、実体を持つスタンドだ、ということ。

実体を持つスタンドといえば、「力」の貨物船、「運命の車輪」の自動車、
「黄の節制」のスライム体(の変化)、「サーフィス(うわっ面)」の人形などが
これまでに登場しているが、どれも物質に取り憑き同化しているということらしい。
(チュミミンもそうなのかな・・・?

「猫草」の場合は、本体が瀕死で
自我がおぼつかないうちに植物に同化してしまったため、
植物っぽい実体に猫の精神を持ったスタンドが生まれたと考えることができる。

ただ、実体を持つスタンドの大きな欠点のひとつとして
「自由に出したり引っ込めたりできない」ということがあるのだが、
「ストレイ・キャット」の場合は、「猫草」自身が本体でもあるので、
引っ込めることなどできるはずがない。

そこで疑問なのだが

jojo-04DU_38a.gif
「キラークイーン」の腹部に収納された「ストレイ・キャット」は
吉良吉影が「キラークイーン」を引っ込めているときは
いったいどうなっているんだ。

「キラークイーン」は、「ストレイ・キャット」が打ち出した空気弾に
触れることで、それを爆弾に変化させている。
腹部に収納したのは
「ストレイ・キャット」の活性化を司る日光量を調整するためであり、
ふたつのスタンドは、決して合体して進化したわけではない。

「キラークイーン」は実体を持たない幽波紋。
「ストレイ・キャット」は物質と同化した、実体を持つスタンド。
お互いスタンドなのだから、触れ合ったり干渉するのはわかる。
しかし、「ストレイ・キャット」は姿を消すことはできないし
ましてや吉良吉影の意思で出したり引っ込めたりなどできるはずもない。

「キラークイーン」の腹部がヴァニラ・アイスの「クリーム」の口のように
異空間につながっているというなら理解できないこともないが・・・。

そう仮定すると・・・なんだ・・・

お腹に「異空間に繋がるポケット」を持ち、そこに
「秘密の武器」を隠し持つ「ネコ型」のスタンド・・・と考えると面白いわな。

そもそも、スタンド能力のヒントは、
ドラえもんの「ひみつ道具」に着想を得ているという説もあるしな。



本編:

家屋に逃げ込んだ仗助と早人。
限られた狭い空間では不利と見た吉良吉影は踏み込んでこない。

jojo-04DU_38b.jpg
窓のない部屋の壁に身を潜めていたが、空気弾が背後の壁をすり抜けてきた!

前回のレビュー
石壁はともかく「鉄板でもすり抜けて自由に爆撃できる」根拠は何だ!?
と書いたのだが、
アニメでは、早人の背後の壁に、原作には描かれていなかったヒビ割れが。

やはり空気が通り抜ける隙間がないとダメだと、明確に設定しなおしたらしい。
まぁ、そりゃそうだ。


jojo-04DU_38c.jpg
吉良吉影は門より外にいるのに、空気弾は仗助を正確に追ってくる。

jojo-04DU_38d.jpg 仗助被爆。

しかし油断した吉良吉影の背後から、
仗助流「自動追尾弾」が命中。
jojo-04DU_38e.jpg

jojo-04DU_38f.gif
吉良吉影の目には「最後のあがき」に見えたガラスの破片の投擲には、
すでに固まって生体細胞ではなくなった「仗助の血の破片」が封じ込められていた。
「乾いた血の破片」が元の「乾いた血の塊」に戻ろうとすることを利用して
ガラスの破片をブーメランのように戻ってこさせた。
その際、敵に自ら近づくことで軌道を調整し

jojo-04DU_38g.gif
「さっき飛ばした血のシミ」とも同化する作用で、吉良吉影に命中させたのだ。

うん・・・ちょっと無理があるね。

バラバラにした「血だったもの」同士がひとつに戻ろうとするのは分かる。
仗助の体を早人にを引っぱらせたのは、その効果を利用するためだものな。

jojo-04DU_38h.gif
そして「さっき飛ばした血のシミ」ってのは、
前回空気弾を切り裂いた、血の「波紋カッター」のこと。
血の波紋カッターは、飛ばしたとき瑞々しい流れたての血液だった。

生きている仗助の細胞を治すことはできないのだから、
仗助の生体細胞ではなくなってはじめて、スタンドの効果を及ぼせるはず。
後から乾いて、今は同じような状況になっているとはいえ
ひとつの塊から別れたものでない限り、元に戻ろうと引き合うことはない。

もし、体から流れ出た時点で、もう仗助の生体細胞ではないという理屈ならば
ギリ、つじつまを合わせることはできる。

その前提の上で
血の波紋カッターを飛ばしたとき、その血の何滴かが手に残っていたならば
それをガラス片に封じ込めることで引き合わせることができるかもしれない。
(それでも血がついていた手が逆なんだが・・・

jojo-04DU_38q.gif
しかし、どうにも「体外に流れ出て固まった血」に拘っている。
条件の分岐が血が固まる以前である以上、この拘りは適用されない。

まぁ異論はあると思うけど・・・
「さっき飛ばした血のシミ」云々は、ない方が良かったと僕は思う。

一説によると、第四部の連載終盤頃、
強くしすぎた「キラークイーン」をどうやって倒せばいいか
荒木先生も大いに悩んだという。

やっと見つけた光明、苦労が水泡に帰する絶望展開、
天が味方するかのような奇跡的挽回、
何度も何度も、切り返して切り返して、キレイに縦列駐車するように
荒木先生が苦悩した跡が、まざまざと見て取れる。

空気弾が壁をすり抜けるくだりは調整できたが
この不整合はアニメでも調整できなかったようだ。


〜閑話休題〜


jojo-04DU_38i.jpg
想定外の傷を負わされた。その反省も踏まえた上で放たれた
「キラークイーン」最後の一撃!(厳密には最後ではない

それを仗助は逆手に取る。

jojo-04DU_38j.jpg
吉良吉影に屋内の状況を伝えていたのは
早人のポケットに忍び込んだ吉良親父だった。

jojo-04DU_38k.jpg
仗助はその携帯電話を奪い取り、親父の方へと空気弾を誘導した。

父親を自ら爆破したことを聞かされた精神的ショックと
追い打ちにもう一発のガラスの破片に打ちひしがれる吉良吉影。

jojo-04DU_38l.jpg
瀕死の両雄、遂に射程距離に相対す。

ショートレンジの殴り合いは完全にクレイジー・Dの独壇場。
しかしパンチが届いたのは始めの数発だけだった。

jojo-04DU_38m.jpg
「ストレイ・キャット」が自らの防衛本能により
空気弾でパンチを防いでいたからだ。

これこそ吉良吉影にとっては千載一遇のチャンス!
超スピードで飛んでくるクレイジー・Dの拳はつかめないが
ゆらゆら浮かんでいる空気弾に触れることは簡単だ。

jojo-04DU_38n.jpg
トドメの接触弾。仗助にこれを躱す体力はもはや残されていない。
 ・
 ・
 ・
jojo-04DU_38o.jpg 億泰復活。
空気弾を削り取り、さらに「キラークイーン」から「猫草」を奪い取った。

jojo-04DU_38p.jpg
承太郎たちまでが到着し、
屋敷の爆発に消防や野次馬が集まりはじめた。

もはや人知れず、穏やかに事態を収束させることなどできない。
吉良吉影、万事休す。

次回:さよなら杜王町─黄金の心
いよいよ最終回だ!決着や如何に・・・!!!


おことわり)
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
「原作準拠」の検証の目的で、コミックとの比較をするスタンスで書いていましたが
第四部は、三部までほど「原作準拠」に拘っていないようなので、比較はもちろんしつつ、
筆者の勝手な推察や持論を、多めに盛り込んで書いてゆきます。

基本的に、揚げ足取り中心の文章となることはこれまでと変わりないので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思いますが、
筆者は決して悪意を持ってはいないことをご理解の上読み進めていただけると幸いです。

また、検証・認識の甘さから、的はずれなことを書くかもしれません。
その場合は、遠慮なくご指摘ください。

ご指摘・お叱り・応援、あらゆるご意見を歓迎します。

2016年12月12日

ONEPIECE 849「鏡の国のチョニキ」


前々回847話の冒頭で縛り上げられたキャロット。

op_849a.gif
「ゲコゲコ」と吹き出しがあったのが気になってはいたんだ。
周囲には、そんな効果音を出しそうなキャラもブツも見当たらなかったからな。

で、案の定・・・というか
やはりそこには仕掛けがあって、
吊られているのはブリュレの能力でキャロットの姿を投影された「カエル」で

op_849b.gif
本物のキャロットが屋根裏から声だけ出していたのだそうな。

う〜ん・・・まさか、ブリュレがここまで間抜けだとは思わなかったわ。
気付くだろ、普通・・・。

ってか、カエルって涙流して泣く(鳴く)のかね?


とにかく、チョッパーとキャロットは無事脱出。
当面の敵は全員倒したので、完全にフリーの立場になった。

鏡の外へ出ることができるのかどうかは分からないが、
今は鏡の中の方が、より自由で安全に島中を動き回れるということだろう。


「宝物の間」のブルックは、内部の敵を一掃したが

op_849c.gif
真打ち:ビッグ・マムが扉を破って登場!

op_849d.gif
ブルックはすでに死んでいるので、ソルソルの実の能力で寿命を奪えない
「ええええええええぇ!!!」

という展開が目に見えるようだが・・・
いい意味で裏切ってくれることを願っておく。


一方、
5年前の敗北のときに、ビッグ・マムに寿命を奪われたのがペドロである。

op_849e.gif

その際はタマゴ男爵と互角の戦いぶりだったらしく、
互いに左目を失っている。・・・思ってたより強いんだな。

ペドロは5年前に50年分の寿命を奪われており
もう余命幾ばくもない。
それなのに、懲りずに向かってくることがタマゴ男爵には理解できないらしい。

だが、5年前には、若気の至りもあったかもしれないが
今回のペドロの行動原理は明瞭だ。

敬愛するネコマムシの旦那の役に立ちたい。
その旦那が認めた男であり、国の恩人であるルフィの役に立ちたい。
トットランドへの道案内と、ペコムズのお目付け役ができる。
ジャック襲来に雷ぞうを隠匿したときに、すでに死を覚悟しているので命は惜しくない。

長年いがみ合ってきたモコモ公国の二人の王が、今手を結び
1000年の歴史を捨てても、光月家の未来のために前へ進む決意をしたこの好機。

寿命の残り少ないペドロが目的を果たせるのは、いや、仮に果たせずとも
旦那の、主君の、恩人の役に立つことができるのは、もう今しかないのだ。

むしろ疑問なのは、

op_849f.gif
5年前に「あれ程までに、生きることに執着した」ということ。

当時、ペコムズの嘆願で命を拾ったーーとあるのと併せて考えると
ペコムズがおせっかいで助命嘆願をしたというよりも、
命乞いをするペドロにペコムズが情けをかけた、という図式が見えてくる。

たった5年前とはいえ、まだまだ「死」の実感がなかった若造(?だったペドロ。
今でこそ、いつでも死ぬ覚悟はできているようだが、5年前はどうだったか。

しかし、それでもペドロが命乞いをするような男とは、僕には思えない。
5年前は5年前で、何としても、必ず生きて戻らなければならない理由が
ペドロには在ったに違いない。
そのために、あえて恥辱の辛酸を嘗めようとも「生」に執着したのだ。

・・・・たぶん。

その5年前のペドロの思いが、明かされることがあるだろうか。
このままスルーされませんように。



さて、最後に今回のキモは

op_849g.gif
ホールケーキ城の廊下で、人知れず血まみれになっていたレイジュだ。

詳しいことはまったく分からないのだが、
何者かと闘った、もしくは何者かに襲われたと考えるべきだろう。

いったい何があったのか、
今もっとも怪しいのは、行方が分からないプリン。
三つ目に覚醒して、実力で婚姻を台無しにするつもりなのか。

だが、キャラクター的にプリンが武力で事を為すタイプには思えない。
覚醒すると別人格とか、理性が保てないとか、そんな事情がある可能性もあるが
もっとも実害がないレイジュを真っ先に攻撃することには、違和感を禁じ得ない。

でもまぁ、三つ目を隠しているってのは、やっぱり何かあるだろうなぁ・・・。

次に怪しいのはイチジかな。
この三兄弟は、特に理由なく他人を平気で傷つけるから、いつでも誰でもありだし、
サンジに情をかけていることを知ったら、相手がレイジュでもやりかねない。
しかし、ニジとヨンジは会話からして多分違う。

イチジは、父親を倒して
ヴィンスモーク家を乗っ取ろうとしている疑いがかなり前からあるし、
今ここでクーデターを起こすメリットさえあるのなら、容疑者としては十分だ。

たとえば、イチジの利害として、
未だに北の海ごときに拘っているスケールの小さい父親はもう要らない。
だが、せっかく四皇と血縁になれるのなら、そのメリットは享受したい。
サンジは嫌い。サンジを陰で擁護するレイジュも不要。
じゃあ、プリンはニジかヨンジが嫁に貰えばいいんじゃね?

とか考えてたりして。

もしくは、三つ目のプリンとイチジが、
はじめからグルだったりとか・・・ないかな・・・。

まぁ、あとは
見てはいけないものを見てしまったとか、
改造された肉体に突然限界が来たという可能性も、なくはないかな・・・。

posted by BIE at 21:18 | Comment(6) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年12月10日

ジョジョの奇妙な冒険 第四部 #37「クレイジー・Dは砕けない その1」


コミックス 45巻09・10章、46巻01〜03章に相当。

jojo-04DU_37a.jpg
猫草の空気弾で吉良吉影を殺す、早人の作戦は運悪くも失敗した。

そして、幾度か時間を繰り返した経験を活かして
早人が策を弄していることを知られてしまった。

これ以上同じ時間を繰り返させるのは危険と判断した吉良吉影は
このあと露伴たちの死を確認したら、
いったん「バイツァ・ダスト」を解除すると言う。

解除されてしまったら、その人物の死は過去の「確定した事実」となってしまい
その運命を覆す方法はなくなってしまう。

早人、万事休す。

この事態を自力で切り抜けるには「バイツァ・ダスト」が解除される前に
これまでに「バイツァ・ダスト」に殺された以外の誰かに事情を話すなどして
強引に「バイツァ・ダスト」を起動させ、もう一度8時前からやり直すしかない。

それができれば、早人も少しは冷静になる余裕ができるし、
吉良吉影は相も変わらず状況を把握していないままなので、
次回はより完璧に吉良吉影暗殺を実行できるはずだ。

いや、ひょっとすると一度失敗した暗殺方法は
何度やっても失敗する「運命」になってたりする・・・のか?
猫草以上の暗殺手法など30分では思いつかんか。・・・やはりムリゲーか。

ただ、仮に理論的に可能だったとしても、それをするには
吉良吉影に邪魔されず、誰かに真実を告げなければならないし、
それはすなわち、その誰かの死を見届けるということだ。
露伴の死をもう一度見なければならないことも、時間的に免れないだろう。
ストレスが半端ないな。


ところが・・・降って湧いた「僥倖」ッ!!

jojo-04DU_37b.gif
余裕ぶっこいて、吉良吉影が自ら本名を名乗ったところに

jojo-04DU_37c.jpg 仗助到着。
今よおー、ブッたまげる『名前』をよぉ
こいつがしゃべったんだぜッ!


早人は、朝、
ダイニングで電話を取ったあと電話帳で調べた仗助の家へ電話をかけていた。
遅刻したと言っていたから、遅れないように。
事情を話さないように、コールだけ。

jojo-04DU_37d.gif
確かに前回の世界線で、仗助は自分の名前を言っていた。
よく覚えていたものだ。


jojo-04DU_37e.jpg
身を守るために、やむを得ずキラークイーンを戻した吉良吉影。

「バイツァ・ダスト」は解除され、露伴や仗助たちが死ぬ運命は未確定要素となった。
早人の身体も、もうトラップではない。


jojo-04DU_37f.jpg
しかし、突然「空気」が火を吹き、億泰がやられた!

早人が吉良吉影を殺すために持ってきた猫草の空気弾を
キラークイーンが制御し、攻撃に利用したからだ。

jojo-04DU_37g.jpg
空気の弾丸を『爆弾』に変えて飛ばしたんだッ!

jojo-04DU_37h.jpg
しかも仗助が作ったバリケードで爆発することなく、すり抜けて点火した。


jojo-04DU_37i.gif

キラークイーンの爆発は、触れたものを爆破するとは限らない。←わかる

「自由な距離」で爆撃ができるのだ!←わかる

石壁や鉄板でガードしようとも、すり抜けて自由に爆撃できる。…は?


たしかにさっきのバリケードは仗助の補修が甘かったのか隙間があった。
隙間があれば「空気」がすり抜けるのは理解できるんだが、
鉄板をすり抜けるってのは・・・何を根拠に言ってるんだろうか。
さっきはじめて使ったくせにな・・・。

jojo-04DU_37j.gif
一応原作にも
「長所は空気の通る所どこまでも突き抜けてガードされず爆破できる」
って書いてあるんだが、あとで壁とか普通に抜けるんだよなぁ・・・



爆弾にされたかもしれない瀕死の億泰を、クレイジー・Dで治すべきか。

躊躇する仗助と煽る吉良吉影をよそに、
早人の機智、素早い決断と行動力が膠着した状況を動かす。

jojo-04DU_37k.jpg

おかげで、億泰は爆弾ではなくなったし
キラークイーンが爆弾を一発ずつしか起爆できないことがわかった。
しかし・・・

jojo-04DU_37l.jpg
ここまで粉々になってても「治せる」もんかねwww
ケガっていうレベルじゃねぇぞ。クレイジー・Dも成長してるってことか。

jojo-04DU_37m.jpg
そんなクレイジー・Dで傷を治しても、億泰は目を覚まさない。

jojo-04DU_37n.jpg
なんか爺ちゃんのときと同じようなキラキラ出てるし・・・!


jojo-04DU_37o.jpg
死んでなんかいるものかッ!
億泰は絶対に目を覚ますッ!!


ひとまず民家へ逃げ込む仗助。状況打開なるか。

次回:クレイジー・Dは砕けない その2



おことわり)
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
「原作準拠」の検証の目的で、コミックとの比較をするスタンスで書いていましたが
第四部は、三部までほど「原作準拠」に拘っていないようなので、比較はもちろんしつつ、
筆者の勝手な推察や持論を、多めに盛り込んで書いてゆきます。

基本的に、揚げ足取り中心の文章となることはこれまでと変わりないので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思いますが、
筆者は決して悪意を持ってはいないことをご理解の上読み進めていただけると幸いです。

また、検証・認識の甘さから、的はずれなことを書くかもしれません。
その場合は、遠慮なくご指摘ください。

ご指摘・お叱り・応援、あらゆるご意見を歓迎します。


2016年12月08日

ONEPIECE 849 速報


前々回、847話で
なんか「ゲコゲコ」いってるなぁってのは、気になってたんだwww

記事本文はこちら

posted by BIE at 09:34 | Comment(5) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年12月05日

ONEPIECE 848「さよなら」


ペドロを囮にし、見事「宝物の間」への侵入に成功したブルック。

「宝物の間」内部にも兵はいるが、内鍵をかけたため
当面これ以上増えることはないハズだ。

op_848a.gif

見たところ、
ちょっとだけ強そうなのが二人と、ちっさいうさぎのおっさん以外は
雑魚のチェス戎兵のみ。

その名の通り、まぁまぁ強いらしい「チェス戎兵」だが
ブルックの「魂の叫び」に一瞬で全滅した。

op_848b.gif
おれの歌を聞きやがれ!!とばかりに。
ギターを掻き鳴らしただけにも見えるけど・・・。

「ソウルキング」の異名を持つとはいえ
ブルックにそんな能力があるなんて聞いたことがない。

だが、以前は相手を眠らせるくらいしかできなかったブルックの歌も
ヒットチャートを駆け抜けた実力は伊達じゃない。
人々を感動させる=魂を震わせる歌声は、
ビッグ・マムに植え付けられただけのまさに「取って付けた」魂を虜にした。


「ヨミヨミの実」は、当初、生き返るだけの能力と思われていたが
今では、自由に幽体離脱できるようになった。

実はその霊魂だけの姿こそがブルック本体であり、
ガイコツはただの入れ物ではないかと僕は考えている。
2年の修業(?を経て、霊魂の出し入れを制御できるようになった今、
他人の魂をトランス状態にする術を会得したのだと思う。

そう。ブルックの歌は、詩に共感したり、パフォーマンスに興奮するのではない。
魂を直接揺さぶる、故に感動するのだ。

ちょっと「ズルい」気もする。だがブルックの場合はそのパワーを歌に乗せる。
単に魂だけをコチョコチョっと刺激するのはズルいが、
その能力を、彼本来の「歌うたい」のスキルを増幅する事に使うのが
ブルックの音楽家としての矜持なのだろう。

その威力は、サウンドブースターを装着した熱気バサラを軽く凌ぐ
50万チバソングは下らない(推定)。

ビッグ・マムの「ソルソルの実」とは相性が良いはずだ。
ペローナの「ホロホロの実」にも、今のブルックなら強力なカウンターとなるだろう。

他人の魂へ影響を及ぼすのなら、ブルックは覚醒した能力者か?
とふと思いもするが、たぶん違うだろう。根拠はないけど。

2016.12.06 追記:
ブルックの攻撃は「歌」ではなく「音楽」ですね。失礼しました。


あとは「歴史の本文」の写しを取ってバックレるだけなのだが
タマゴ男爵は、ペドロの狙いが「歴史の本文」であることを知っているし
ひとつしかない出入り口は、将星のひとりスムージーが固めている。

さらに、宝物の間にある「玉手箱」をビッグ・マムが異常に心配しているので
マム本人が駆けつける可能性もないことはないな・・・。

まぁ、ブルックには毟られるべき「寿命」が無いから
マムの能力は恐るるに足りない気もするが、さてどうやって逃げるつもりだろうね。

鍵となるのは「玉手箱」・・・だろうなぁ・・・。



op_848c.gif
囚われのルフィとナミのところへ、プリンがやってきた。

サンジはプロポーズをしてくれたけど、それは本意ではない。
自分のせいでサンジやルフイたちを苦しめていることが心苦しい。
だから結婚はしない。

op_848d.gif
そしてプリンは、ふたりに何やら耳打ちをして

op_848e.gif
涙の別れを告げた。

プリンは、
ローラ姉さんがそうしたように、自分が国を捨て、姿をくらませれば
ひとまずは解決するのでは・・・と考えているフシがある。

op_848f.gif

ローラのように国を捨てる、と聞かされれば、
マムがそれを絶対に許さないことは、ルフィたちは前回よく分かった。

op_848g.gif
しかし、耳打ちされた二人の驚き様は
「それはお前が考えてるほど簡単なことじゃねェぞ!」なんて程度では済まなさそう。

それに、プリンのこの涙に込められた「決意」には、
もっと大きな、禁忌を犯す程の覚悟を感じる。

何だ・・・? プリンはいったい何をするつもりだ!?

posted by BIE at 19:28 | Comment(4) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年12月03日

ジョジョの奇妙な冒険 第四部 #36「アナザーワン バイツァ・ダスト その2」


コミックス 45巻04章中盤から08章に相当。

岸辺露伴を死なせてはならない。
あいつを倒せるのは「能力を持つ者」だけなんだ!!

jojo-04DU_36a.jpg
「運命」を変えるんだッ!

しかし・・・

「バイツァ・ダスト」は、吉良吉影の正体を知った事実だけを削除して
また同じ朝から再生される。
一度起こった「運命」の結果は変わらない

jojo-04DU_36b.jpg

かくして、早人と会ってすらいないにも関わらず
「露伴が爆死する」という「運命」だけが無惨にも履行された。

jojo-04DU_36c.jpg
今「バイツァ・ダスト」を解除すれば「露伴の死」は繰り返すこともない事実となる
原作になかった、分かりやすい解説ありがとう。

しかしまだ追跡者は来るはずなので、ブービートラップは解除しない。

なるほど。
僕がプレイヤーなら、ここで必ずセーブするがね。

平穏な生活のために完璧を求める吉良吉影らしくない判断ではあるが、
「バイツァ・ダスト」の優位性をまったく疑っていないのがよく分かる。


ところで、
「バイツァ・ダスト」の仕様を吉良吉影が熟知しているのはなぜだろう?

早人に仕掛けた「バイツァ・ダスト」で巻き戻された
元の時間で何が起きたかは、吉良吉影にも分からない。
ということは、唯一時間のループを自覚している早人の反応以外では
「バイツァ・ダスト」が起動したことにさえ気付くこともできない。

巻き戻ればその度初体験になるので、解除とセットを何度も繰り返し
少しずつ知識と経験値を積み上げるしか無いのだが
昨夜「バイツァ・ダスト」に覚醒してから朝8時までの数時間。
この短い間に熟知できるまで実験を繰り返したとも考えられない。

通常であれば、
追い込まれた状況で「うっかり早人を殺してしまった」という事実がなくなった、
「時間を1時間戻す能力」だけで十分満足するところだ。

だが、吉良吉影は「バイツァ・ダスト」の
実に複雑で、実にご都合主義な「真の能力」を詳細まで理解している。
この意味するところは、「バイツァ・ダスト」が
吉良吉影の求めに「矢」が呼応して生まれた能力であるということだ。

早人を殺してしまい絶望の中
「この状況を打開するにはこんな能力があればなぁ」と強く妄想した、とか

再び「矢」に刺された瞬間
「どうせ能力を授けるなら、これこれこんな能力で頼むわ」
頭のなかで細かくリクエストしたのか。

とにかく「バイツァ・ダスト」は、窮地に追い込まれたその瞬間の吉良吉影が
一番欲しかった能力そのものなのだろう。そうでなければ
「バイツァ・ダスト」の能力の真髄を吉良吉影が知っているはずがないのだ。


〜閑話休題〜

「バイツァ・ダスト」は吉良吉影を護るという点で、実に都合良くできている能力。
喋らなくても、書いてもダメ、黙っていても質問されればダメ。

jojo-04DU_36d.jpg
絶望に打ちひしがれていたら、
さらに四人、吉良吉影を追うものたちがやってきた。

もう、この人たち以外にあいつを倒せる者はいない。
この人たちを絶対死なせてはいけない。

jojo-04DU_36e.jpg それなのに・・・

jojo-04DU_36f.jpg 全滅。


三たび、7月17日(金)の朝へ

jojo-04DU_36g.jpg

露伴だけでなく、ほかの四人を救うこともできなかった。
もう術がない・・・。
五人の命はこの世界線でもあと1時間足らずで消滅するのだ。

あいつが死ぬか、気まぐれにでも「バイツァ・ダスト」を解除しない限り・・・

そう。前の世界線であいつはセーブを怠った。
あいつが死ぬか、何らかの方法で露伴が死ぬ前に解除させることができれば
その後に起こる事象は未確定のままだ。
五人を助け、吉良吉影を倒して貰うにはそれしかない。


川尻早人の決死の「覚悟」
母親と自分の身を守るため、人殺しの吉良吉影を殺す、と肝を括った。

一度起こった「運命」の結果は変わらない。
その「バイツァ・ダスト」の仕様を逆手に取って
この世界線の吉良吉影が知らない、これから起きる事象を利用するのだ。

jojo-04DU_36h.jpg そのための武器は手に入れた。

jojo-04DU_36i.jpg
計画通り、猫草の空気弾を撃ち込むことはできたのだが

jojo-04DU_36j.jpg 失敗したッ!!

露伴の死の刻は、もうすぐそこだ。

次回:クレイジー・Dは砕けない その1


余談だが:

これまでのジョジョでは、最終話の主題歌に限り
派手な効果音を充てたスペシャルバージョンになっていた。

だがそれ以外にも、第三部スターダストクルセイダースでは、
最終回の一話前のOPで、止まった時間の中をDIOが迫り、承太郎もまた動き出す
という特別な演出が加えられた。

本作では全39話と、残りあと3回あるにも関わらず、ここでOPに変化があった。

イントロが途中で巻き戻ると、突然終奏の映像から逆再生がはじまり
音楽は逆再生ではないが、リミックスされた特別なバージョンになっていた。

前回の話の中で明らかになった「時間が戻る」という特殊性が
もっとも現れているのが今回の話だから、今回限りの演出と見るべきか、
あと3回、ラストまでこのOPで行くのか、それとも
1回毎に益々ボルテージを上げていくのか。 期待して待ってみよう。


おことわり)
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
「原作準拠」の検証の目的で、コミックとの比較をするスタンスで書いていましたが
第四部は、三部までほど「原作準拠」に拘っていないようなので、比較はもちろんしつつ、
筆者の勝手な推察や持論を、多めに盛り込んで書いてゆきます。

基本的に、揚げ足取り中心の文章となることはこれまでと変わりないので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思いますが、
筆者は決して悪意を持ってはいないことをご理解の上読み進めていただけると幸いです。

また、検証・認識の甘さから、的はずれなことを書くかもしれません。
その場合は、遠慮なくご指摘ください。

ご指摘・お叱り・応援、あらゆるご意見を歓迎します。