2017年03月18日

ONEPIECE 859「四皇暗殺作戦」


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そもそもビッグ・マムは簡単に暗殺できるような相手なのか?

もっともな疑問だ。

世界政府も一目置く「四皇」の座に長く君臨し
白ひげやカイドウを向こうに回し
万国(トットランド)という一大帝国に不動の地位を築いた鉄の女。
様々な種族の43人の夫との間に85人の子供をもうけたタフさとバイタリティ。
メンタル・フィジカルともに、並の人間ではないことは容易に想像がつく。

実際、その想像以上にママの肉体は強靭。
通常なら、街を壊しても、船を沈めても、
銃弾や砲弾を食らってもカスリ傷ひとつつかない。

シーザーが作った猛毒ガス殺戮兵器「KXガスランチャー」も
ガスを体内に作用させることができなければ意味がない。

ところが、その無敵のママが衰弱し、周囲の者が手出しできなくなる、
すなわちランチャーでママに傷を負わせ、ガスを注入する機会が
「茶会」においてのみ発生するのだという。


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「マザー・カルメル」の写真事件

茶会において、ママの正面の席に必ず置かれている「マザー・カルメル」の写真。
ママの恩人らしいという以外、謎の人物で、
シフォンのみならず、他の家族もその詳しい素性を知らない。

その肖像が、ママにとって何より大切な宝なのだとか。

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以前、その写真をうっかり給仕が落とした際には
ママは真っ青になって取り乱し、
鼓膜を破らんばかりの奇声とともに覇王色の覇気を撒き散らした。
そのときママはショックでガクリと膝をついただけで
膝をすりむいて血を流していたという。

その時と同じ、いやそれ以上の状況を作り出せば
ママは衰弱し、周囲も己の身を護ることに精一杯で動けない
絶好のチャンスが訪れる。


ベッジは「マザー・カルメル」の写真を真っ二つに叩き割るつもりだが
ママが発作を起こすまでにタイムラグ(3秒)がある為、
そのわずかな間に、幹部や息子たちに阻まれたらアウト。

その役をルフィにさせようというのだが・・・

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ルフィ快諾。
それどころか、何か企んでいるようだ。
「今、面白ェ登場の仕方考えたんだよな〜 ししし!!」
嫌な予感しかしない・・・。


いよいよ夜が明けた。
それぞれの思惑をのせて「地獄の茶会」の幕が間もなく上がる・・・・。



まぁね、
ベッジの「完璧な作戦」が、まったく「完璧」じゃない点は仕方ないかな。

「マザー・カルメル」の写真に、ママがなぜそこまで思い入れているのかが分からない限り、同じ状況を作ったとて同じパニックが再び起こる保証はない。むしろ二度目なら耐性がついていてもおかしくない。
3秒とか5秒とか10秒とかいう時間も、計ったわけではないだろう。
不確定要素が多すぎる。

ルフィが面白いことを思いつき、ワクワクしているのは分かるのだが、
たとえ敵とはいえ、個人的に大切な思い入れのある写真を真っ二つになんて
ルフィがするかな・・・?
空気読まずに不謹慎極まりないことも平気でやりそうでもあるが・・・。

さらに、事情を知っているペコムズの存在もあるし、
ブリュレはなんとかしてこの企てをママに伝えようとしているし、
ボビンだって死んではいないはずだ。何が起きたっておかしくない。

あとは・・・

物憂げなプリンちゃんかな。
返り血を浴びるのも鬱だし、事後いっぱい記憶を消してまわるのが面倒くさい
と、口では言っているが、

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この憂鬱には、他の理由がもちろんあるのだろう。



余談だが:

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シーザーが作った猛毒ガス殺戮兵器「KXランチャー」
弾頭先端が注射針状になっていることと、中身の液体が見えていることに注目。

毒ガス兵器なのに液体・・・?、と思ったら
昨今の実際の毒ガス兵器も、常温下では液体のものが多いそうだ。
ただし、霧状に散布したり、爆発の衝撃で広範囲に飛散させ揮発させることがガス兵器としての本分となるため、やはり最終的には「気体」として作用するものが多い。

なので、注射針で体内に液体を注入して・・・という使い方は
果たして毒ガス兵器と呼べるのかどうか、少々疑問に感じるところではある。

つい先だって起きた、北の前将軍の長男暗殺の騒ぎでは、
2種類の液体が顔の上で混ぜられただの、スプレーと粘液の波状攻撃だっただの
様々な憶測が立てられたが、結局今のところ詳細はわかっていない。

ただ、このタイミングで「VXガス」を想起させるネーミングを使用することに
わずかでも抵抗はなかったのかな・・・と、思わずにはいられない。




ところで、
「マザー・カルメルの写真」について、

茶会において、常にママの正面の席に恭しくその写真が置かれているというが、
まず、それは本当に写真なのか?周囲が写真だと思っているだけということはないか?

写真が落ちたときにママが真っ青になって奇声を上げたと言うが、
それは本当に「写真が落ちたから」だったのか?
例えば、某ネコ型ロボットがネズミを見たときのように
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大嫌いな小さな生き物が足元を這っていたからではなかったか?(例えば…ね

まぁ、情報不足のせいで考えればキリがないので
もう少し事態が動けば自ずと分かることもあるだろう。


さて、
ではそもそも、マザー・カルメルとは、いったい何者か・・・?
「ママの恩人らしい」「失踪したらしい」と、憶測と伝聞ばかりで
名前以外は、何ひとつ確実な情報がない。

ベッジの証言を真に受けると
ママにとって、写真を傷つけることすら恐れ多い存在・・・ということになる。
ママが頭が上がらない人物ということで「ママの母親」の可能性がまずひとつ。
「恩人」ってのが、母親と結びつかなさそうで、ギリあるかも。祖母ってのもあり。

「カルメル」という名前からは、血族であることが想像でき、
もし血族でないなら、子供たち全員の名付け親だったりするかもしれないな。
とにかくシャーロット家と縁の深い人物であることは間違いない。
いったい誰なんだろうな。


写真を落としただけで青ざめた、というのは
「マザー・カルメル」こそが、ママの茶会に顔を出す「地獄の鬼」(怖くて青ざめた)
とも考えられるし、
ママにとってかけがえのない程大切な、やんごとなきお方(恐れ多くて青ざめた)
とも考えられる。

はたまた、とんでもなく飛躍するが、
それがただの写真ではなく、たとえば生きているとしたら?


ここからはいつもの妄想と思って軽く読み流してもらいたいのだが

「マザー・カルメル」はママにとって大切な人物だったが、
ちょっとした諍いからママの元を去ってしまった。そしてそのまま死んだと聞いた。

大きな後悔のもと、彼女を蘇らせたいと考えたママは、
以前、口論になったときにはずみで毟り取ってしまった彼女の「寿命」を
彼女の写真に与えた。
結果「マザー・カルメルの写真」は生命を持った。

しかし、茶会の特等席でどれだけもてなしても、どれだけ話しかけても、
ママに話したり、微笑みかけたりしてくれない。

ママは「マザー・カルメル」に伝えられなかった思いを伝えたい。
ママは「マザー・カルメル」の真意が知りたい。

ママがプリンの第三の目開眼に本当に期待していることは、
マザー・カルメルの写真から、その気持ちを読み解くこと、であるかもしれない。



・・・なんてな。
posted by BIE at 12:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | ワンピース