2016年10月22日

ジョジョの奇妙な冒険 第四部 #30「猫は吉良吉影が好き」


コミックス 42巻03章〜08章に相当。

川尻浩作の妻:しのぶが目撃した不気味な猫。

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いつからか、開いた窓から川尻邸の地下室に入り込み、居座っていた。
警戒心が異常に強く、天井に張り付き、喉に開いた「穴」から鳴き声を出した。

怯える妻に促され、川尻浩作が様子を見に行ったのは
「喉に穴が開いていた」ということが気になったからだ。

しかし、その猫はガラスの破片で喉をざっくりと切り、すでに死んでいたため
猫がスタンド使いだったのかどうかは、結局わからなかった。
そしてその亡骸は、川尻邸の裏庭に埋められたのだが・・・

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翌朝そこには、植物とも動物ともつかない「謎の生物」が存在した。

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どうやら敵ではなさそうだが、妻しのぶに異常な恨みをつのらせている。
騒ぎが大きくなれば、やがて承太郎たちの知るところとなるやもしれない。

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仕方がないからキラークイーンで始末する!


なぜそれを昨日、猫の亡骸に対して実行しなかったのか、
それは、僕にとってなかなか大きな疑問だ。

人知れず川尻浩作として静かに暮らしたい吉良吉影としては
スタンド使い「だったのかもしれない」というだけでも警戒するべきだった。
「まさか生き返るとは思っていなかった」かどうかは問題ではない。
誰かが送り込んだのかもしれないし、すでに何らかの役目を終えた後かもしれない。
この猫がここに居たという証拠すら残すべきではないのだ。

さらに言うなら、
川尻家に安全に潜伏し続けるために、妻を安心させる必要があったとはいえ、
「猫を弔ってやる」という発想が、実に吉良吉影らしくない。

妻と一緒に埋葬したならともかく、一人で埋めたのだし
妻を安心させるためと自身の安全のため、
そのことに二度と触れさせないためにも、跡形もなく消滅させるべきだったのだ。

第22話で吉良吉影は

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もう興味がなくなった「彼女(の手首)」をキラークイーンで消し去っている。
鞄に入れたままの状態で、派手に爆発させることも
鞄やその他の荷物を焦がすこともなく、静かに手首だけを消滅させている。

この描写は、原作では別の場面で使われているのだが、
22話のアレができるという前提であれば、
吉良吉影なら絶対猫の亡骸を土に埋めたりはしない。

むしろキラークイーンでふっ飛ばして
「荼毘に付してやったぞ。成仏するがいい」とでも呟きそうなくらいだ。


閑話休題


二種類のサイズあるパパの靴、最近になって急に仲が良くなったパパとママ、
嫌いだった椎茸を平気で食べていたし、
自分の名前を何度も書き取り練習しているのは何のためか。

川尻早人は自分の父親の行動に不信感を抱いていた。

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さらに、屋根裏部屋で発見した謎の生き物と
それをひた隠しにするパパ。

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パパの顔しているけどパパじゃあない・・・誰なんだ!?…あいつは!?


次回:7月15日(木) その1

え!? 何それ?
そんなサブタイトルでは、原作のどの話に該当するのか予想できない。

早人がらみのエピソードだろうか… しかし「その1」ってなってるな。
早人がらみでそんなに長い話は、
もうクライマックスに突入する頃まで無いと思うんだが…



余談だが:

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これ以上彼女を攻撃させるわけにはいかない。
何だこの気持ちは・・・

猫草の攻撃にしのぶが必要以上に傷つかずホッとしたというのが
吉良吉影に「少しずつ人間らしい感情が芽生えはじめている」ことの現れだとしたら
上で語った、猫を埋葬してやったことも理解できなくはない。
しかし吉良吉影が自分の罪を悔い改めたり、後悔する展開が今後訪れることはない。

これは、最終的に吉良吉影が改心するかもしれない、そういう決着もあり。
と、荒木先生が用意した布石、もしくは読者にそう錯覚させるための仕掛けだ。
だが残念なことに、ジョジョシリーズのラスボスに
「善の心」など芽生えた試しがないことを僕は知っているんだなぁ。



おことわり)
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
「原作準拠」の検証の目的で、コミックとの比較をするスタンスで書いていましたが
第四部は、三部までほど「原作準拠」に拘っていないようなので、比較はもちろんしつつ、
筆者の勝手な推察や持論を、多めに盛り込んで書いてゆきます。

基本的に、揚げ足取り中心の文章となることはこれまでと変わりないので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思いますが、
筆者は決して悪意を持ってはいないことをご理解の上読み進めていただけると幸いです。

また、検証・認識の甘さから、的はずれなことを書くかもしれません。
その場合は、遠慮なくご指摘ください。

ご指摘・お叱り・応援、あらゆるご意見を歓迎します。
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