2009年06月17日

タミさんは野菊のようだ

ターミネーター4を観た

よく考えた上で、よく作り込まれてるけど、全然面白くない。

物語のエピローグで、一作目と韻を踏むとか
ジョンの顔に傷を付けるとか、テープの声はリンダ・ハミルトン本人とか
ディテールにこだわるわりには、肝心な部分がおろそかな準A級映画って感じ

ジョン・コナーがヘタレで、結局世界が救われず
評判が悪かったT3よりも面白かったとお世辞にも言えない出来だ。

ジョン、サラ、カイルの使い方はまあ良い。
この辺の使い方を間違うとシリーズの整合性がとれないから
入念にプランニングされているんだろう。

しかし、全体的になんというか、もう非常に散漫な印象で
スカイネットのロボット兵器の意匠をはじめ、本拠地の設備も、
レジスタンスの構成も、その他の生き残った人々も
すべての考証にリアリティがない、ご都合主義の権化だ。

テレビシリーズの「サラ・コナー・クロニクル」は観ていないので
何とも言えないが、これまでの映画3作に限って言うと、
未来の殺人兵器が現代の日常に現れるから怖かったのであり、
今日にも機械に殺されるかもしれない恐怖の世界を全く描ききれていない。
これではただの近未来SF映画で、ターミネーターの名を冠するに値しない。

シュワルツェネッガー登場だけは激燃え展開と聞いていたが
ケレン味はともかく、あそこでシュワ顔のT-800が出てくるのはおかしいし、
それならそれでジョンにもっと違う反応をさせることができたハズ。

ラスボスの重みがまるでないし、本当に出てきただけだった。
顔だけとはいえ、シュワ本人よく使用許可を出したものだ。

そもそも
本作のキーパーソンとなるマーカスを作り出した人間たちは
何を考えてマーカスをあんな風にしたのか理解に苦しむし

最後のアレは、さすがにねぇだろ。いや、マジで。




追記:
今さら根本を覆すようでなんだが
過去に遡って暗殺しないと手に負えなくなるほど
未来のジョン・コナーが、人類にとってそれほどのカリスマとは
とても思えないんですが。

スカイネットの科学力を持ってしても
人類殲滅がカリスマひとりのせいで妨げられるなんて、とてもとても…

いや、2までで終わってたらあぁ、未来ではカリスマなんだなぁで
納得いってたんですけどね。やっぱ3も4も蛇足なのかなぁ
サラコナー・クロニクルズ観てみるかな。


追記2:
今作、ターミネーター4は、5、6へ続く三部作の第一章だそうですね。





やめとけや・・・
posted by BIE at 18:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画全般
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