2013年09月24日

宇宙戦艦ヤマト 2199 #24 遙かなる約束の地 


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ヤマトの諸君、艦長沖田だ。
我々はついにイスカンダルへ来た。
見たまえ。今、諸君の目の前にイスカンダルがある。
この機会に、艦長として一言だけ諸君に申し上げたい。

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「ありがとう」以上だ。


この一連のセリフは旧作とまったく同じ。
大事なセリフを丁重に扱ってくれるのは嬉しい限り。


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無事、雪を連れ帰った古代。

長らく離れていた索敵レーダーの席に
雪がパーソナルコードを入力すると
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システムから「オカエリナサイ」のメッセージが。

この、さりげなく
「トップをねらえ!」のパロディが含められた「オカエリナサイ」だが、
このコンソールのシステムやAIがそんな気の利いたことをするはずもなく
百合亜かアナライザーが、ちょっとした歓迎メッセージを仕込んでおり
それをパロディ風に演出してみたということだろう。

パーソナルコードを入れるということは
スーパーやコンビニのPOSレジに店員が名札をピッするのと同じで
勝手な操作を封じ、「以後、森雪が担当します」と表明する意味がある。
すなわち、今からこの任務に就くということだ。

コンソールに就くよりも、艦長への報告や、
着替えてくることの方がどう考えても先なんだが、
まぁ、物語のテンポ的にはこの方がスムーズなのでよしとする。


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イスカンダルの都市
未来的だが閑散としていて文明の匂いをさほど感じなかった旧作とは
装いを大きく変え、洗練された一極型文明都市となった。

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ユリーシャを送り届け、スターシャとの謁見。

ここに新見が同行するのはかなり苦しいが
演出上の都合であることは後でわかる。
艦長代行が真田なので、その秘書的役割と考える他ないだろう。


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波動エネルギーを兵器に転用したことを理由に
コスモリバースの引き渡しにお預けを喰らう一行。
しかし、お預けを喰らう理由はそれだけではなかった。

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その間、原田の発案で、手空きのクルーに海水浴の許可が。

誠意を問われている今、この行動は些か不謹慎な気もするが
8年以上ぶりの海水浴は、地球人にとってこの上ないリゾート。
艦内服よりさらに"乳くらべ"しやすいし、ナイスアイデアだ。

数ヶ月にわたる艦内航行での大きな休息に
地に足をつけたい者も大勢いるのが普通だと思うが
徳川と加藤が釣りをしている桟橋以外の上陸は
許可されていないんだろうか。

ところで、この水着。
ヤマトの任務を考えると、予め支給されていたとは考えられない。
官給品には間違いないんだが・・・急遽作ったにしては
サイズの徹底、所属部署で色が違うなどの芸の細かさに
主計課(かな?)担当課員の執念を感じるw


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艦は海の上が一番だ
これも旧作のセリフの引用だ。
旧作ではガミラス本星に強引に誘い込まれ、
濃硫酸の海に、そうとは知らず浮いているときの古代のセリフ。

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敵地において危機感ゼロの、この艦長代理のせいで第三艦橋が・・・


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過ぎ去りし日のデスラーとスターシャ

きみの使命を私が果たそう。
約束するよ。きみの願いはこの私が叶えてみせる。
そして全ての星に平和を・・・。


デスラーの行動原理が集約されたこのセリフ。
彼のメンタリティについては次回語ることにする。




旧作25話における、
「波動エンジンではなく、なぜコスモクリーナーを
 持ってきてくれなかったのか」
へのスターシャの回答

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地球を救うのは、結局はあなた方です。
はるばるとイスカンダルまでやって来させ、
あなた方の勇気と力を試したりしてすみませんでした。
でも、明日の幸せというものは自分の力でしか獲得できないものですからね。


わかったような、わからないような話だ。

本作では、これまで
地球人類が、救済に値するか資質を試されていると推察されていた。
それは半分正解だった。


コスモリバースには、
星の物質と生命の進化の記憶を宿した「エレメント」が必要。
そのためにイスカンダルへ来させる必要があった。
そしてヤマトそのものを造りかえ、コスモリバースとする。
これが
ここまで来なければならなかった大きな理由のひとつ。
残り半分は、やはり試されていたのだろう。


かつて波動エネルギーを利用した兵器で大マゼランを席捲したイスカンダル。

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私たちのような愚行を繰り返さないと約束してください。

ん〜・・・なんか腑に落ちない。
それって、手を差し伸べる前に考えるか、
技術供与する際に条件付けるべきことじゃないのか?

救済する。→イスカンダルまで来て。→そのための波動エンジン供与。
まさか兵器に転用するとは思わなかったwww

地球の科学力を馬鹿にしていたとしか思えない。


どうやら、あまねく知的生命の救済というのも、
かつて弱者を蹂躙してきた
征服者としての贖罪の意識がそうさせているように思え

無償の愛:アガペーなどでは決して無く
自己満足の延長というなんとも切ない、残念な印象になってしまった。


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イスカンダルに墜落したガミラスの捕虜護送船から救われ
しかし、すでに死亡していた古代守。

どうやらコスモリバースをヤマトに搭載するために
守の残した魂とか意志っぽいものが必要らしい。

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スターシャがコスモリバース引き渡しを躊躇う
メインの理由はこっちだった。


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帽子だけをタラップに残し、スターシャを追った守の
幸せそうな姿は見られなかったが

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スターシャのお腹には守のエレメントwが残されたようだ。

続編への布石・・・
ではなく、これがあるから
守の魂を地球へ帰すことに踏み切れたと考えるべきかもしれないが


・・・え〜・・・?


旧作では、滅びゆく星にひとり残るスターシャとの愛をとり
イスカンダルに残ることを選んだ守。
その後スターシャとの愛を育み、娘サーシャが誕生するのだが、

本作のこの演出だと、守とスターシャはすでに睦み合っていたことになる。

ヤマトの到着まで命が保たない程の身体で何やっとんねん

イスカンダルに人間はふたりしかいなかった。
若い男女がふたりきりで日々を過ごし
それが献身的な看護であったら愛情が芽生えるのも無理はないが

救済するべく試練を与えている星の人間に
個人的な感情を抱くような行為は軽率だろうよ、スターシャ。

僕はあんたの救世主としての資質を疑うよ。


ともあれ、
波動砲を封印してコスモリバースに改修を終え、
地球への帰途につくヤマト。

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残りあと2話。
帰路に旧作より1話分余計に用意した理由が何なのか
楽しみにしたい。

posted by BIE at 18:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙戦艦ヤマト
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