2017年05月11日

ONEPIECE 865 速報


おれの悲鳴を聞けェ!

遂に決まった超絶シャウトに、ヤック・デカルチャー(意味不明

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2017年05月08日

ONEPIECE 864「ヴィンスモーク家皆殺し計画」


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扉絵特集の新シリーズが始まった。

第800話で押し掛け子分になった、バルトロメオら総勢5400名upの猛者たち。彼らの「その後・現在」が描かれる様子・・・これは楽しそうだ。

彼らは、ルフィの希望により有事までは各々自由に行動しているため、グループごとに個別のストーリーとなりそうだが、最終的には大船団全体でひとつの物語にまとまればいいなぁ・・・。

第11弾〜18弾での麦わらの一味の2年間は、ひとり2回ずつぽっちで非常に物足りなかった。今回は「押し掛け麦わら大船団”物語”」と銘打たれているくらいなのだから、それなりに掘り下げてもらえることを期待する。


さて本編。

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本物以外の「ルフィの姿をした奴ら」には無警戒だったため、その隙を見事についたブルックが、マザーカルメルの写真を叩き割った。
陶器の額縁そのものに印刷でもされていない限り、こういう割れ方はしないような気がするが、それはこの際置いておく。

ベッジの「完璧な」計画では、3秒待てばママが正気を失うはずだったが、ママは発狂しそうでまだしない。

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・始末したと聞いていたルフィが生きていた。
・死んだと思っていた愛しのガイコツが生きていた。
・茶会を台無しにされた。
・楽しみにしていたウェディングケーキがもう食えない。
・マザー・カルメルの写真が割られた。

一度にショックな出来事が重なりすぎて、怒ればいいのか、悲しめばいいのか分からず混乱しているらしい。

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ママがパニックに陥れば、以前と同じ惨事が起きる。しかし幸か不幸か、ママはまだパニックを起こさない。それならば息子たちは粛々と計画を遂行するしかない。


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まずは計画の始まりであるサンジには新たな刺客が立ち、

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計画の邪魔をする麦わらの一味を始末・・・そして


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ヴィンスモーク家皆殺し。


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現在、ママはまだ混乱して目を回したまま。もうひと押しすればパニックに陥るはず。
しかし、これは危険な賭けだ。
今は不思議なバランスでぐるぐるとママの怒りの矛先が定まらない状態だが、そのバランスが逆方向に崩れれば、冷静さを取り戻す可能性だってある。

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だが、目ざといベッジが好機を見逃さなかった。カタクリが青ざめている、すなわち、このあとカタクリたちにとって良くないことが起きることを予見したのだ。

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こうなった以上、もうママがパニックを起こす以外に、ヴィンスモーク家を救う方法も、ルフィたちが無事脱出する方法もあり得ない。

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ベッジは自信満々だが・・・果たして、カタクリの焦りはベッジの予想の通りなのか。



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さて、混乱の中しかし計画通り、あわや一網打尽、危機一髪のヴィンスモーク家。

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間違えた

今回の政略結婚にこのような陰謀が仕組まれていたとは、ジャッジはまるで予想だにしていなかったらしい。まったく拍子抜けもいいところである。

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私は全人生を、私の全てを「北の海」の国々への復讐のために!「ジェルマ帝国」復活のために捧げてきたんだ!
事態が信じられず、涙ながらに訴えるジャッジだったが、ママの耳には届かない。

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「北の海」に固執する父親に対し、イチジたちが反逆する可能性も予想されていたが、「情」を奪われた兄弟たちは、自分の死に対してでさえ無感情、ただ冷静に状況を分析している。

「情」が無いというのは、欲望や野心なども持ち得ないということなのか、父が生涯かけた野望が潰えようとも、残念とも悔しいとも思うことはないようだ。

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レイジュですら戦慄する「血も涙もない」弟たちだが、「情」が無い分、土壇場でスペック以上の火事バカ力を発揮することもないだろう。あくまでジャッジの忠実な下僕・・・というかむしろ傀儡なので、いざ助けたあと、イチジたちは放置しても害がないような気さえしてきた。

今回のことで、絶望し覇気を失ったジャッジは一気に老け込み、ボケ老人のように。「情」を失くし、ジャッジに逆らえないだけの最強人形たちは能力をただ燻らせる未来が、なんとなく想像(妄想)できた。

「北の海の闇」について、ジャッジから何か聞けないかなぁ・・・。
posted by BIE at 16:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | ワンピース

2017年05月03日

ONEPIECE 864 速報


己の無策を思い知る男がひとり。

そして、ビッグ・マムの怒りの矛先は・・・・

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2017年04月24日

ONEPIECE 863「義侠派」


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ウェディングケーキの中から一斉に飛び出した無数のルフィ。

ルフィが計画した「おもしろい登場の仕方」とは、ブリュレの能力でルフィに化けさせた動物たちを、一斉に解き放つ、というものだった。

いきなり横道にそれるが:

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チョッパーとキャロットに捕まってからというもの、情報は喋らされるわ、「どこでもドア」替わりに使われるわ、タクシー替わりにされるわと、ブリュレとディーゼルには良いことがない。まぁ、捕虜なんてそんなもんだ、と言ってしまえばそれまでだ。

しかし、ママの性格もその恐ろしさも、そしてウェディングケーキをどれほど楽しみにしているかも、当然熟知しているはずのブリュレが、

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この期に及んで「ごめんよママ、いう事聞くしかなかったんだ!」とは片腹痛い、いや実に興味深い泣き言である。

これはただの裏切りではない。ママの暗殺計画なのだ。

平時でも、裏切り者はママに始末されることをブリュレは知っている。今回手を貸すことを拒絶すればベッジに殺されたかもしれないが、この計画に協力してしまったら、計画の成功失敗の如何を問わず、全家族を敵に回すことになることをブリュレは分かっているのか。
仮に計画が成功して、もっとも恐ろしいママが居なくなったとしても、兄弟の誰かに始末されることは間違いない。今を無事乗り切ったとしても、茶会のあとで許しを請うて通用する相手ではないのだ。

しかもブリュレは、ルフィたちがビッグ・マム海賊団の「歴史の本文」の写しを取ることに密かに成功したことも知っている。

その上で「ごめんよママ、いう事聞くしかなかったんだ!」とは、
一時的に家族に害する行動を取ることになるけど、大丈夫!起死回生の手をすでに仕込んである、とか、あとで汚名を返上する策を持っているとか、そういうことでない限り、これはもう家族の元へ戻ることを諦めたと考えるしかない。

すなわち、ママの命、家族との絆、信頼、ママの庇護下での地位や待遇それらすべてをかなぐり捨ててでも、自分の命ひとつが大切だと、ブリュレは判断したことになる。
・・・こいつバカだろ・・・。


〜閑話休題〜


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混乱する会場で、マザー・カルメルの写真立てを狙うルフィだったが、それを先読みしたカタクリに阻止された。

カタクリは「モチモチの実」の・・・デンプン人間? とにかく自然系ロギアの能力者だ。水気があれば脱出できるが触れると固められるという謎仕様。覇気では逃げられないのか。

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カタクリに襲われたルフィを助けに入ったジンベエは、正式にママの傘下からの離脱を宣言。しかもジンベエは逃げも隠れもしない。先だっての「落とし前」という名目のルーレットは理不尽な悪意に塗れていたが、筋の通った落とし前ならいくらでも付けてやる。

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いくらでも寿命を取るがいい。

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しかしジンベエからは魂がこぼれ出ない。


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未来の「海賊王」の仲間になろうっちゅう男が、「四皇」ごときに臆しておられるかァ!!!
これにてビッグ・マム海賊団をやめさせて貰う!!!


チョッパーが男泣きするほどカッコいい!!これぞ「義侠派」。漢ですわ・・・。
図らずも大勢の立会人が見守る中での、正式な脱退となった。これを今さら覆すことはママのメンツが許さないだろう。

そんな騒動を他所に、こっそりひっそり

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任務完了。


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これはカタクリが、おそらく「見聞色の覇気」をもって、ルフィの気とケモノの気を判別しそれを皆に伝えたことで、ルフィ本体以外の「ルフィの姿をしたもの」はすべて警戒の対象から外れていたせいだ。
今回のシリーズ、ブルックが地味に、しかしめちゃくちゃ重要ないい仕事してる。

さぁ、こっそりひっそりはいいけれど、皆この好機を見逃していないだろうな。
そして本当にママは正気を失うのだろうか。

続きはGW明け!

posted by BIE at 17:58 | Comment(3) | TrackBack(0) | ワンピース

2017年04月20日

ONEPIECE 863 速報


きっちり義理を通し、盃返上。
ジンベエさん、カッケェ!

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posted by BIE at 14:51 | Comment(4) | TrackBack(0) | ワンピース

2017年04月17日

ONEPIECE 862「頭脳派」


前回ラストで、ベッジをも唸らせた「演技派」サンジの浮かれっぷりは

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演技ではなく、とはいえ本気で浮かれているわけでもなかった。

天性のスケベ心がムクムクと鎌首を持ち上げて、わかっちゃいるけど、ムラムラとムフフを隠せないだけ。って見たまんまかーい! かと思えば、いやそう単純ではないのかもしれない。

女は蹴ってはいけない。レディは優しく丁重に扱う。そして

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「女のウソ」は許すのが男。

本能的には危機を察知しながらも、これら幼少の頃から培ってきた女性観が、持ち前のジェントルな(すなわち建て前の)部分で、心とはうらはらにプリンの裏切りを許容しようとしているのだ。これは考えてやっていることではないので、サンジにもどうにもできない。(たぶん


衆人環視の中、特別製の巨大ウェディングケーキの上で執り行われる誓いの儀式。

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ヴィンスモーク家が座る特別席の周囲は、密かにビッグ・マムの子供たちに取り囲まれ、レイジュはここで滅ぼされる覚悟を決めたようだ。


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いよいよ誓いのキス。
プリンも、他の兄弟たちも、銃を抜く準備は万端だった・・・が、しかし

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「血の宴」開幕の狼煙は上がらず、突如泣き崩れるプリン。

一体何が起こったのか。


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プリンは、計画通り、サンジがベールを上げた瞬間に「第三の眼」を露出した。愛しい花嫁が「三つ目のバケモノ」だったことにサンジが怯んだスキを突くつもりだった。
プリンの目論見通り、サンジは一瞬怯んだが、しかしそれはプリンが「三つ目」だったことに驚いたのではない。

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プリンの瞳があまりにも美しかったからだ。


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幼少期からバケモノ扱いをされ、人々に忌み嫌われてきた結果、すっかりひねくれてしまったプリン。「三つ目」を唯一必要としてくれるママにさえ「気味が悪いから隠せ」と言われ、自分でもこの「三つ目」を忌まわしいものと認識していた。

プリンは生まれて初めて、「三つ目」を嫌うどころか、その「三つ目」を本心から好いてくれる男に出会ったのだ。激しい動揺、止まらない涙、もうプリンにこの男を殺すことはできない。

ヴィオラに続き、またしても、サンジの一点の曇りもない下心が、頑なになった女の心を溶かした瞬間だ。


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この異常事態をいち早く察知したカタクリがサンジを狙撃するが、サンジには当たらない。カタクリが撃ち出したジェリービーンズは、プリンの代わりにサンジを撃とうとした神父に当たってしまい、神父の銃は空を撃った。

それが作戦開始の合図となった。

作戦の開始前から、すでに計画通りに事態が進んでいないことを知らないルフィは、予定通りの「おもしろい登場の仕方」とやらを決行。

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巨大ウェディングケーキの中から、無数のルフィが飛び出した。

地下の囚人図書館に幽閉し、その後オペラが勢い殺してしまったはずの「麦わらのルフィ」が大量に、それも、今回の茶会でママがもっとも楽しみにしていたウェディングケーキを台無しにしながら登場したのだ。さすがのママもこれには驚いた。・・・しかし、これは怒るでぇ・・・。


さて、いくつか気になることがあるな。

まず、時間ギリギリまでベッジの体内で眠っていたルフィが、いつの間にケーキの中に移動したのか。

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これは、登場の演出についてルフィが事前にベッジに何やら頼み事をしていたので、ケーキの中もしくは裏にでも、あらかじめ鏡を用意させていたと考えるべきだろう。

次に、カタクリの能力について。
前々回860話のレビューで、僕は「見聞色の覇気」をいくら鍛えようとも、未来のことが分かるようにはならない」と断言した。

レイリーの解説が適切だという前提でだが「相手の気配を敏感に察知する、人間誰しもが持っている能力」である「見聞色の覇気」では、周囲の空気の流れや音の変化、相手が発する気配、筋肉や目の動き、鼓動、あるいは血液や体内の神経伝達物質の動きまで感じることができたならば、目の前の敵がこれからどう動くかを瞬時に感じ取ることができるだろう。それは次の動きの「予兆」を見ているからだ。

しかしその理屈なら、たとえば目の前の人物「A」の動きに反応して、予期せぬ行動を取った別の人物「B」の動きを事前に察知することはできない。「B」の動きの予兆は、「A」の行動があってはじめて現れるからだ。
覇気は超能力ではない。いくら鍛えようと、万能にはならないはずだ。・・・と僕は確信していたのだが・・・

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今回カタクリは、これからサンジが「三つ目」を見て取る意外な反応を、その時点では想像だにしていなかったプリンが、サンジの言葉に心を揺さぶられ、泣いてうずくまる様子を見ている。(なぜ足元が、ケーキの下にいるカタクリから高い目線で見えているのかは謎だが。

残念だが僕の考えは大外れだった。カタクリは、本当に少し先の未来を見ることができる。

では、そこまで超人的な未来予見能力を持ちながら、なぜジェリービーンズを外したのか。それは、カタクリほどでは無いにせよ、サンジもまた「見聞色の覇気」の優れた使い手だからと考えるべきか。でなければ「自分の行動の結果は予見できない」とかいう、作品展開上都合のいい弱点があるのかもしれない。

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また、不測の事態にママを庇うように立ちはだかったのはさすがだが、「おれにも手が出せねェ」とはどういう意味か。
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ルフィが飛び出してくること、ルフィが大勢いること、ケーキが破壊されること、今からではこれらを「止められない」のは分かる。「手が出せねェ」って何だろう?


あと、ヴィンスモーク家の男どもは、本当に何も気付いていないし、何も企んでいなさそうだ・・・。
がっかりさせてくれるわ。


ところで・・・
「頭脳派」って誰のこと言ってるんだ? 

「美しい瞳」発言は、サンジがプリンに銃を撃たせないために、考えて言ったわけではない。ふと本心から零れ出た言葉だからこそ、プリンの胸を打ったのだ。
だが、前回の「演技派」も、そう見えただけで実際はそうではなかったから、今回のサンジは言葉巧みにプリンを拐かした「頭脳派」に、少なくともベッジには見えていた、ということなのかな・・・。
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2017年04月13日

ONEPIECE 862 速報


ルフィの奇策は・・・ルフィ松さん!?

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2017年04月03日

ONEPIECE 861「演技派」


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ベッジの”完璧”な計画の要「マザー・カルメルの肖像」
ベッジはこの写真を毀損し、そのショックでママが平常心を保てなくなったときを狙ってママを暗殺するつもりだ。

「マザー・カルメル」について何ら説明はない。
「この人だれ?」という誰もが思う疑問を率直に投げかけた初参加のゲストは

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覇気で凄まれ卒倒した。

もてなす側がそりゃねェだろ、と思わないでもないが、茶会のゲストにも「格」があれば、ママにとっての重要度も変わる。親しげに招かれているとはいえ、立場は対等ではないということだ。

茶会とは本来「憩いの場」
ホストは美味い茶や料理を用意し、趣向やサービスを凝らして招待客を楽しませるものだ。景気のいい話や楽しい思い出を互いに語らい、歓びや感動を共有する場でもある。その場でママが「彼女こそこの世の光」と称えるマザー・カルメルについて尋ねることは、本来なら決して悪いことではないハズだ。

「おれの大切な人なんだ」と言えば済むものを、これは単に「詮索されることを許さない」というよりも「自分との関係性を明らかにできない理由がある」のではないかと疑ってしまう。

「思い出に踏み込んでくるな」と激昂するくらいだから、大切な良い思い出があるっぽいが、
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「おれ達のマザー」「マザーこそこの世の光」という物言いからは、ママですら逆らえない世界規模の権力者である可能性も浮上する。

「マザー」という呼び名や装束から察するに修道女であるようだが、髪を隠さず手持ちタバコで笑顔の写真を残す当たり、真っ当な人物ではないように思う。
マザー・カルメルについては、まだまだ謎が多い、というか深そうだ。聞いても答えてくれないのだから、そりゃあ家族だって知らないワケだ。


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そんなママも一気に機嫌を治す大好物、それが「宝箱」。

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ママへの手土産を持参した招待客は、それぞれ贈り物に趣向を凝らせながらも、皆一様にパッケージは「宝箱」。ママが宝箱を大好きなことを知っているからこその演出だ。
ママにとっては、中身の贈り物が何であるかよりも、むしろ「宝箱に入っていること」の方が重要らしい。「玉手箱の御開帳」を今回のメインイベントのひとつに当てていることからも、中身に思いを馳せながら箱を開ける瞬間の昂揚感こそ、最高の好物であることが分かる。意外とロマンチストなのだな。

さて、その玉手箱。これから起こる騒動の大きな一幕となるか、それともすべて終わった後のオチとなるのか・・・。



ゲストは皆揃い茶会は始まった。会場の封鎖もほぼ完了し、ベッジの計画は進みつつある。

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ところが、読者に親切なのはありがたいが、ベッジとシーザーが不用意に計画のことを話しているのを、ホーミーズの扉が聞いていた。

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「情報の漏洩は予測不能の危機を呼ぶ」じゃねェ!慎重さが足りんわ。

くだんのホーミーズの顔部分をゴッディが削ぎ落とすことで事なきを得たようだが、元々はただの扉である。血も出ないし、これで死んだわけではあるまい。「顔」を失ったことで話すことはできなくなったが、意識はあるはずだ。ホーミーズは手足がなくても飛んだり跳ねたりして動くことができるし、身体をひねることだってできる。意思表示する方法がないとは思えないし、そもそも、島中どこへ言っても「壁に耳あり障子に目あり」のこのホールケーキアイランドで、扉以外のホーミーズは本当に今この場に居ないのか?



さて宴もたけなわ、いよいよ新郎新婦が登場する。

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幸せそうに満面の笑みで現れたサンジ。・・・大丈夫か?・・・いろいろ。
僕が思うに、このサンジが示す可能性は三つ。

1.ひととき計画のことをすっかり忘れて幸せに浸っている。
2.真意を心の奥底へ秘めて、幸せ過ぎる新郎を演じている。

もうひとつは後で述べる。

ひととき忘れているだけならば問題はない。プリンに殺される瞬間に我に返っても間に合うからだ。

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天性の女好き(と睡眠不足?)のせいで、プリンを警戒しきれなかったサンジ。控室ではすっかりプリンのペースで気持ちを弄ばれていた。果たして本当に吹っ切れて、演技をしているのか。

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控室で「誓いの口づけ」の話題に興奮したサンジは出血したらしい。「壁に激突した」「出血がすごい」
まぁサンジのことだからすごい鼻血が出たのだろう。
では、壁に激突とは何だ?

サンジは、冷静になれないばかりか、この期に及んでプリンの色香に惑わされそうになっている自分を戒め、目を覚ますために自ら壁に頭を打ち付けたのか。それならば、今は冷静さを取り戻し、あくまで演技で幸せそうなふりをしているのだ。計画通り、問題ない。

しかし僕が心配しているのは、プリンのあまりの可愛さに我を失い意図せず壁にぶつかり血を流していた場合のこと。

3.プリンによって記憶を改竄されている。という可能性だ。

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プリンは裏の顔でこの上なくイライラしていたので、極度に舞い上がるサンジを落ち着かせるために、仕方なくサンジの記憶を操作しようとしたかもしれない。頭をぶつけてもし意識を失ったとしたら、サンジにはそれに抗う術はない。ベッジの計画はすべてプリンに筒抜けになり、サンジは自身の結婚を「幸せ」と信じて疑っていない可能性があるのだ。

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ベッジも驚愕するサンジの演技力。

それは果たして、本当に演技なのか、こみ上げる幸せに抗えなかったのか、それとも、改竄された記憶の中でかりそめの幸せにマジで舞い上がっているのか・・・。



余談だが:

ママと卓を囲んで茶を飲んでいるジャッジはともかくとして、

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会場の動向を伺うレイジュ、食べることに没頭するヨンジ、ナンパに夢中のニジ、そして、ビジネスの話をしているっぽいイチジ。四者四様に思い思いのことをしている。
・・・何かを企んでいる可能性はもうなくなったと考えていいのではないだろうか。

今回のシリーズでヴィンスモーク家は、もう巻き込まれて助けられる対象でしかないのかな〜と思った一幕。

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2017年03月30日

ONEPIECE 861 速報


演技とは思えないサンジの舞い上がりっぷり!!
サンジまさか・・・・

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2017年03月27日

ONEPIECE 860「10:00 開宴」


ジンベエが離脱したタイヨウの海賊団は
茶会のゲスト護衛の影響で、島の警護が手薄になる「今」を狙って、魚人島へと出発した。

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今が、無事トットランドを抜け出す最大のチャンスであり、
行き先が魚人島なのは、現在、ジンベエの仲立ちでかりそめの平和を享受しているリュウグウ王国が、ジンベエの謀反の影響を受けることを危惧してのことらしい。

今まで「我」を捨てて魚人たちのために奔走してきたジンベエが
クルーにはじめて明かした自分の「やりたい事」。
そのフォローをし、後顧の憂いなく行かせてやるのが仲間としての手向けだが、

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送り出すアラディンの表情は険しい。

ビッグ・マムを敵に回すということが、どれほど無謀なことか、
またジンベエが命を賭して今回の決断をし、今生の別れになる可能性すらあること、
そしてフォローをするアラディンたちもただでは済まないであろうことが、よくわかっているからだ。

アラディンと政略結婚したビッグ・マムの第29女:プラリネは、ママの性格をよく理解しているはずだが、
惚れた夫に添い遂げられれば状況は問わないのか、それともママの眼が届かない新生活に、やはり憧れがあるのか、なんだか楽しそうだ。



いよいよ始まるママの茶会。
ゲストとして続々と集まる「闇の帝王」たち。

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闇金、風俗、葬儀屋、マスコミ、裏倉庫、海運・・・
人間の欲望を司るビジネスと、貿易や戦争に関わる業務を担うものたち。
どいつもこいつも、まっとうな商売をしているようには見えない。

特に異彩を放っているのが、
世界経済新聞社社長のモルガンズ氏。

どう見ても「鳥」だ。
ビッグバードとイーグルサムを混ぜたようなその容姿は
ニュース・クーが鳥による輸送小売業態であることと無関係ではないだろう。
世界経済新聞社がニュース・クーを発行しているのかどうかは知らないが。

亜人・・・なのか?
フォーマルシーンにこの姿で現れるところから考えて
「トリトリの実」の能力者の獣人形態ということもないだろう。
「ヒトヒトの実」を食った鳥かもしれないな。
ところで、余談だが「モデル:大仏」ってのは反則だと思う。


なお、かつて連載していた絵物語に登場したとはいえ、世界経済新聞社が「ジェルマ66」と直接縁があるかどうかは、ちょっと微妙な表現が為されているが、モルガンズ氏はスムージーとも顔見知りのようだし、少なくとも今回はジェルマ側ではなく、ママのゲストという立場で招かれている。

世界に名だたる新聞社のトップが、「闇の帝王」たちと肩を並べて四皇の茶会に招かれていることは、全くもって笑えない。
現実社会のどこの新聞社がどう・・・とか言うつもりはないが。



茶会の警護を任されたファイヤタンク海賊団。
会場の入口でゲストのチェックをしていると、そこに現れたのは

op_860d.gif ガッツではない。

ビッグ・マムの次男、将星カタクリ
見聞色の覇気を鍛えすぎて、少し先の未来が見えるらしい。

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事実、会場前に現れた招かれざる客の行動を先読みして撃退した。
ベッジの計画にもっとも厄介な存在となりそうだ。
いやいや、カタクリの存在も能力も知っている上で「完璧な作戦」だったんじゃないのかwww


ここで、見聞色の覇気について少し触れよう。

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レイリーによると
「見聞色の覇気」とは、相手の気配をより強く感じる力。
相手が視界の外にいても、相手の位置や数、次の瞬間に何をしようとしているかを読み取れるという。

なるほど、相手の筋肉の動きや息遣い、発汗や殺気を敏感に感じ取ることができれば、相手の攻撃は難なくかわせるだろうし、より緊迫した状態ならば、限られた次の行動のタイミングを御することもできそうだ。

しかし、それを異常に研ぎ澄ませたとして、
今回カタクリがしてみせたように

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少し先の未来に起きることや話す内容を読み取ることまでできるものだろうか。

僕は、これにはカタクリカラクリがあると思う。

おそらく、
カタクリが異常に優れた「見聞色の覇気」を持っているのは事実なのだろう。
しかし「見聞色の覇気」をいくら鍛えようとも、未来のことが分かるようにはならない、と僕は思う。

カタクリの立場であれば、前回ママの茶会の誘いを断ったジグラが、どういう目に遭ったかを知っているのは当然だ。むしろ、カタクリこそジグラに父親の首を送りつけた本人であってもおかしくない。
そして、今回ジグラがママに対して只ならぬ殺意を持っていたことは、誰にでも分かる。

細かいセリフの内容などは、行動を阻止してしまえば結局は「起きるはずだった事象」でしかなく、大筋が合っていれば「ジグラが言いたかったことは本当はこうだ」と証明できるものは、ジグラ本人しかいない。ジグラを始末すれば真相は闇の中だ。

おそらくカタクリは、知り得た情報と緻密なプロファイルを元に、相手のことを「知る」プロなのだ。
そして、いざ相手と対峙したときには、卓越した「見聞色の覇気」で、ここぞという絶妙なタイミングで相手の出鼻をくじく。あとは説得力のある「先読みした相手の行動」を語れば、未来予知者の一丁上がりだ。

ペテン師とまでは言わないが、予期せぬ事態を先読みできるほどの実力を持っているとは、僕には考えにくいのだが・・・
カタクリが本当にルフィたちにとっての脅威となるのか、注目だ。



さて・・・
今回、例え話の体を取ってはいるが、

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ジンベエがはじめて「麦わらの一味正式参入」への意思を明言した。
「ジンベエ参入する派」の読者諸兄はさぞ喜んでいることだろう。

しかし、以前から重ねて書いてきたように、僕は「参入しない派」なので
少々ひねくれた読み取り方をしてしまうことをあらかじめ断っておく。

ここでは、ジンベエの決意と覚悟が述べられている。
まず、このただならぬ覚悟を「死亡フラグ」と安易に捉えるつもりはない。

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以前ルフィからも熱烈なアプローチをされているし、ジンベエも時が満たされれば必ず合流すると約束した。
しかし、結局のところその合流を先延ばしにした理由を完全には解決できていないことと、「その時ルフィが心変わりしていなければ」という条件付きだったことを考慮すれば、すでに決意の固い「麦わらの一味参入」を、この期に及んであくまで「例え話」として語る気持ちは理解できる。

ただ、僕が気になるのは、ジンベエに「目標」がないことだ。

麦わらの一味のクルーは、全員成長途上で、ルフィが海賊王を目指しているように、皆それぞれ冒険の目標を持っている。

ジンベエは、魚人島の安寧や魚人族の地位向上など、成し遂げたい目標を持っているが、それらはルフィが世界を変える存在となることを信じ、そのために尽力することが結果魚人族のためになるハズ…と、今では旧来の目標を二次的なものと横に置いてでも、ルフィのために命を捨てる覚悟だ、というのだ。

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ジンベエの目下の目標は「ルフィの力になること」。個人の夢や野望ではない。
これが僕には麦わらの一味の中において、異質に思えてしかたないのである。

簡単な言葉で説明するなら、これも以前書いたことがあるが
「麦わらの一味は夢をもった未熟者の集団であってほしい。ジンベエは完成されすぎている。」

考察というよりも、これは僕の願いなのだ。
異論はあって当然だろう。

posted by BIE at 17:02 | Comment(6) | TrackBack(0) | ワンピース