2016年11月10日

プリンの三つ目が気になる!


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美人で、健気で、自身の無力を嘆くプリンがいじらしい・・・。
プリンちゃんマジ天使! 

と、すべてのワンピ読者の胸にほんわか暖かなものを感じさせながらも
その内、推定30%ほどの自称ワンピ通たちが抱く濃厚な疑い。

三つ目を隠してるプリンには裏があるんじゃないか?


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はじめて写真が出たときから、髪型、唇、そして柔らかそうなオパーイと、

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この娘は、あの三つ目ちゃんじゃないか!と思ったものの、

いや待て、ビッグ・マムには娘が39人いるというし
そっくりな姉妹がいても何も不思議じゃないだろう。

もし、マムの若い頃がプリンの様な容姿だったなら
(ラピュタのドーラの様な例もあるしな)
夫が誰であっても、どんな種族でも、プリン似の美人が産まれる可能性があるのだ。

実は僕、つい最近まで
必ずしもプリンがあの三つ目ちゃんとは限らない。という可能性を考えていた。

・・・ところが、
三つ目ちゃんが初登場した66巻を読み返してみると

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三つ目ちゃんが座っている椅子の背に、
ニトロのようなゼリー状の物体が乗っていたんだね。気づかなかった。

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これはもう[三つ目ちゃん=プリン]と断定してかまわないだろう。

では、問題は、
現状、超絶天使のプリンが、確かにサンジに「救い」を与えてはいるものの
今のところすべての事はママの思惑通りに運んでいることに
プリンの意思が、どの程度関与しているのか。そこ。

三つ目を隠して、いいコを装いサンジを謀っている、ホントは悪いコなのか?
ママの言いつけで、その通りにサンジを誘導しているのか?
それとも、純粋にサンジのためを思って発言している「天然」なのか?

一番ありそうなのは
プリン自身は作中読んだままのいいコだが、
三つ目が開くと別人格になるというものだろう。

プリン本人とは別に、高田裕三的「三只眼」のような主人格を隠しているとか、
古代文明の末裔で三つ目が開くと天才的頭脳と超能力を持つ
漫画の神様的「悪魔のプリンセス」に変貌するとか、そんな感じ。


他サイトの情報によると、845話の二人が抱き合うシーンで、
サンジからは見えないプリンの顔が見える位置に
プリンの部屋の鏡台があるという。

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ヤマカムさん、素晴らしい!
これは、現在鏡の世界に閉じ込められているチョッパーとキャロットが
プリンの本性を見てしまう布石と思えてならない。


プリンから熱烈アプローチしたわけではなく
結婚を決断したのはサンジから。

プリンは、
ママの命令に逆らえず、来る婿を拒めないが、サンジでよかったと
あくまで健気で甲斐甲斐しくいじらしい。
『我』が過ぎれば、すぐさまそれに気付いて反省、謝罪、自己嫌悪
サンジやルフィの想いにも理解を見せた。

もう、天使すぎる!!!

しかし、なぜプリンは三つ目を隠しているのか・・・。
異形だから? 

いやいや、トットランドといえば、そりゃもう
スタートレックかスペースコブラのような、ありとあらゆる種族のるつぼ。
容姿の特異性を気にするなんてことあり得ない。

ってことは、何か意図があって隠してるか、
三つ目の自分を認識していないかのどちらかに違いない。

これはもう、サンジが逃げる気を失くし、自分から結婚を決意するように、
巧妙に仕組まれた「花婿ホイホイ」である可能性が非常に高い。


まぁ、この時点で結婚式まであと1日あるので、
結局、結婚式はぶち壊されることになると、僕は考えているんだが・・・。

仮にプリンの本性に気付いたとて、
サンジは結局逆らうことができないだろうから、ぶち壊すのは別の人間だろう。

ルフィは腹を空かせてひたすら待っているので、たぶん違う。
果たしてそれは、実は本当にいいコだったプリンなのか、
それともローラなのか、ジンベエなのか、レイジュなのか。

あ〜・・・
「結婚式の料理を自分で作る」とか、サンジが言い出したらルフィ復活の布石かな

期待はここ数週高まるばかりなのだが、来週は休載なんだなこれが・・・。
ほんま勿体つけるわ・・・


posted by BIE at 11:30 | Comment(7) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年11月07日

ONEPIECE 845「怒りの軍団」


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3将星クラッカーの陥落を知り

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怒りのビッグ・マムが嵐を呼び、復讐の大軍団がルフィ討伐に出陣した。

だが、実際に空を覆う「雷雲」ゼウスと、「太陽」プロメテウスは
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普段とさして表情も変わらず、
当のママも怒りに我を忘れるとか、復讐に駆られるとかいう風でもない。

おそらくゼウスとプロメテウスは、
天変地異をも引き起こす「ビッグ・マム脅威のテクノロジー」の演出であり
復讐の主役は子供と部下による大復讐軍にあるのだと思う。


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以前、ウルージが将星スナックを倒した時は、どうやら海の上だったようなので
激しい気流の乱れと大シケに、沈んだ船もあっただろう。

しかし今は陸の上、嵐による一方的な不利はないだろうし
ゼウスとプロメテウスは、その仰々しい名前も含めて
ビッグ・マムがこんなに怒っているぞ!という意思表示と、
あくまでその演出にすぎないと、僕は思う。

今のナミなら十分対応・攻略が可能だ。


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どうでもいいけど、何組か父親が同じなんじゃないかと思うやつらがいるな。
まぁ、5男オペラとその後ろの歯車頭のやつ以外は、
仮に実の兄弟だとしても、ママの子供とは限らないが。


一方、無事「両家の顔合わせ」を済ませたサンジは、プリンと甘くない逢瀬。

ルフィたちと約束した通りに、
サンジを連れ出すことができなかったことを謝罪するプリン。

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プリンは、今からでも遅くないから、とにかく式に出てはダメだと言うが
事態はすでに、そんな状況ではない。

逃げ出しそうな結婚相手への常套策であるブレスレットはすでに填められ、
親同然の大恩人の命を人質に取られている。
父親からも血の繋がった兄弟からも「価値がない落ちこぼれ」と虐待され、
この結婚にこれ以上抵抗すれば、大切な人たちが皆不幸になる。

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だから抵抗をやめると決めた。

843話でルフィに暴言を吐いた時点で、
真意はともかく・・・あぁ一味を抜ける決断をしたんだなと感じたが
やはり本気だった。

もちろん未練はあるだろうが、大切な人のために自分を犠牲にする。
他人にはそれをするなと言いながら、いざとなったら自分はそうする。

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サンジとはそういう男だ。


もともと地獄だった人生が、
東の海に逃げてから13年間が幸せだっただけ。
元の地獄に戻ってきただけだと、自分ひとりが諦めれば丸く収まる・・・

その13年間に幸せな日常を与えてくれたすべての人が恩人であり、
一人も傷つけたくない。

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おれの冒険は、これで終わりだ・・・!

だったらせめて・・・とばかりに

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私との結婚は・・・地獄にはさせませんよ!!!
涙ながらに唐突な、プリンの同情&決意表明

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ふと我に返って、自分の発言に恥じらうプリンを前に
空虚に物憂うサンジ

結局すべて諦めたのだ、結婚を拒否できないなら
美人でけなげなプリンを嫁にもらうのは、決して悪いことではないだろう。

戻ってきた地獄に咲く、一挿しの花
君は「救い」だ・・・

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明日・・・結婚しよう


なんと、読者の誰も望まぬ方向に、サンジの心は決まってしまった。
しかしサンジは忘れている。

たとえビッグ・マム海賊団の復讐軍にコテンパンにノされようとも
ルフィは自分が信じる道を諦めたりはしない。

ウォーターセブンでロビンの真意を汲みきれなかったときとは違い
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今のルフィは、サンジがまだ冒険したがっていると信じているのだ。

サンジが諸々の事情を説明しない限り、ルフィが諦めることはない。
いや、説明したとて、
サンジが自分ひとりを犠牲にすることに、納得などするはずもないだろう。

このまま丸く収まるワケなんてないのだ。
posted by BIE at 16:49 | Comment(10) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年11月05日

ドフィとヴァイオレットに関する考察


コミックス83巻のSBSで、
第788話「私の戦い」の中で、ヴィオラとドフラミンゴはどうしてお互いを「ドフィ」「ヴァイオレット」と呼び合ったのでしょうか?あの時、二人は何を思って、考えていたんでしょうか?
という質問が寄せられ、それに対しオダッチは

これには深い裏設定があるけど教えられない。
かなり大人な物語なので、少年漫画ONEPIECEでは描写しない。
と説明している。

大人の皆さんは妄想してみてください。と付け加えられているので
それでは・・・と、思う存分妄想を垂れ流してみようか。

・・・というか、これは788話789話のレビューの際に
僕が濃厚な妄想を書き連ねたものからの抜粋なので、
うちのサイトを長く愛読してくれている読者の方には、
一度読んだことがある文章になってしまうことと
2週にわたって書いた文章なので、一部重複しているのは、ご愛嬌でよろしく。



父を、姉を、姪をそしてドレスローザ全国民を裏切る形で、
屈辱を飲み込んでファミリー幹部として10年間生きてきた
ヴィオラのケジメ。

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ファミリーが崩壊するというのに幹部だった私が
何のケジメもつけないなんて、ムシが良すぎるでしょ…


ヴィオラは自らの役割をもってそこにいただけで
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ファミリーに心を許したことは一度としてない。
彼女の立場を考えれば、
彼女ひとりがそこまで気負う必要はなく、酌量の余地はいくらでもある。

しかし、だからといって、それをただ許され、
今後の人生を生きることはできなかった。

ヴィオラには「ヴァイオレット」としての10年間の人生と
完全に決別する必要があったことが、
ドフラミンゴとの短い会話から伺える。


直前までヴィオラはドフラミンゴを「ドフラミンゴ」と呼び、
ドフラミンゴもまた、ファミリーを去った彼女を
もう「ヴァイオレット」とは呼んでいなかった。

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そこへきて、覚悟の呼びかけが「ドフィ」
そしてそれに呼応するかのように
「情熱的だな…ヴァイオレット」・・・である。
これは二人が個人的に密接な関係であったことを示唆している。


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ヴァイオレットは、殺し屋でありファミリーの幹部だった。

他の幹部たちは戦士として国民から憧れと尊敬を集めている中、
彼女だけは「踊り子」として国民に周知されていた。

「殺し屋」という職業柄、本職で一般人に有名になることはあるまいが
あきらかに他の幹部とは扱いが異なる。

また、彼女は直属の部下たちから「ヴァイオレット様」ではなく
「姐さん」という、特定の職種において高位の女性を呼ぶような呼称で呼ばれ、
「若」ではなく
ファミリー結成以来、30年来の仲である最高幹部だけが呼ぶ
「ドフィ」という愛称でドフラミンゴを呼んだ。
ヴィオラが「極道の妻」的立場であることの証だ。


かつてドフラミンゴは、ヴィオラの「ギロギロの実」の能力欲しさに
ヴィオラをファミリーに取り込んだ。
かたや、ヴィオラは父王の命と
全国民の生命財産を守るためにその身を差し出したとはいえ、
暗殺者にまで成り下がったことには理由があるはずだ。

ヴィオラはその能力を、日々、望まぬことに使役され
単に虜囚の身であるよりも、
その立場を利用するべきと考えたことは、想像に難くない。

反抗せず、ドフラミンゴの信頼を獲れば
いざ反攻作戦に出る際に役に立つ情報や、
うまくすればドフラミンゴのアキレス腱を握ることだってできるかもしれない。

「魂だけは売り渡すまい」その考えを胸に
協力者としてファミリーの深部へ入っていったのだ。

ドフラミンゴの信用を得るために、色仕掛けなどもしたかもしれない。
いや、したのだろう・・・
多くは言うまいが、今回の二人からはそういう淫靡な臭いが漂ってくる…

かくして、ヴィオラはヴァイオレットと名を変え幹部にまでなった。

そうして、より深い信頼を得るために
ファミリーの悪事にも積極的に加担した。

しかし、その能力ゆえ、
腹黒く自らの保身しか考えないゲス共の思考ばかりを読むうちに
次第に人間への信頼、未来への希望を見失っていったヴィオラ。
麻痺というのか、洗脳というべきか
ヴィオラの日常はファミリーの「事業」が是となってゆく。

そうした日々を送る中で、
ドフラミンゴの底知れない悪のカリスマに
わずかでも魅了されなかったと言い切れるだろうか。

心の底からドフラミンゴを憎みながら
一方で、彼女はドフラミンゴに魅せられていたのである。

そうでなければ、一国の王女ともあろう子女が
殺し屋にまでなったことの説明がつかない。
ただ能力を提供するだけでも生命は保証されたはずなのだ。

自我を見失わないために、自らの行いを正当化しようと心を傾けた結果、
真に国を憂いドフラミンゴを憎み続けることが
今やリク王家を憎んでいるドレスローザ国家・国民のために本当になるのか
疑問をいだいたこともあるだろう。

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その麻痺した感覚は、サンジの「一点の曇りもない下心w」によって
「人間まだまだ捨てたモンじゃねぇ」と我に返らされることとなるのだが

ヴィオラがヴァイオレットとして過ごした年月
ドフラミンゴを心の拠り所としていなかったと、なぜ言えるか。

今、ヴィオラはその過去に決別しようとしている。

ファミリーが崩壊する今、つけるべきケジメ。
それはまさに「今」しかつけることができないケジメなのだ。


昼ドラも真っ青な、思わぬ愛憎劇に飛び火したワンピ。
オダッチのひきだしの多さに脱帽です。




ドフラミンゴとヴァイオレットの”大人の関係”について書いて
一週間が経過した。

ワンピの考察や感想を書くいろいろなサイトを見ていると
同じように感じた人もたくさんいたようで、
しかしながら、反対に
「それは無いわ」「考えたくない」という意見も多数見られた。

僕の考えは基本的に今でも変わっていない。


本人が望んで”そう”なったとは限らないし、
ふたりが「恋人」だったとは僕も思ってはいない。

「大人の関係」だったのだ。

ヴィオラはギロギロの能力を、父王の命と引き換えに提供するとしても
ファミリーにまで入る必要はなく、ましてや「殺し」に手を染めるには、
そうならざるを得なかった経緯が必ず存在する。

ヴィオラは、それはもう様々な逡巡や葛藤の末に
ファミリーの幹部になったに違いない。

亡き姉スカーレットや落ちのびた父リク王、そして
今なお全国民の怨嗟の的として晒し者にされているレベッカを
裏切る行為に違いなく、

それでも彼女には、逆賊の汚名を着ようとも、
幹部になることで成し遂げなければならないことがあったのだ。

ファミリー内の信頼を得るために、悪事にも積極的に加担し、
ギロギロの能力で、悪党どものクソみたいな思考ばかりを連日読み、
人間に希望を見出せなくなるには、10年という時間は十分すぎただろう。

自らの能力ゆえに、真意を悟られることの恐怖に必要以上に敏感だっただろうし
より頑なに心を閉ざし、感情を「無」にして幹部の任務をこなしてきた。

しかし
「私にはやらなければならないことがある。」
「ファミリーに心を許したりなどしない。」と固く心に刻みながらも
犯罪行為や、罪もない人々を傷つける行為を
自分の胸に「仕方ないこと」と納得させねばならないことは、
決して理屈や信念だけで抑えられるものではなく
高貴で世間知らずな嬢ちゃんには、精神的にツラいときもあっただろう。

そんなときの心の慰めになるのは
逆に、自分で自分を貶める行為だったりする。

ドフラミンゴに「ただの幹部以上に」個人的に近づいたのは、
もちろん狙いがあってのことだ。

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しかし、心の底からドフラミンゴを100%憎んでいたなら
彼を「ドフィ」とは呼ばない。

ヴィオラのドフィへの感情、ヴィオラにとってのドフィの存在意義も、
10年もの年月の間に当初とは少しずつ変化していった。

ただの愛人であれば「若」で十分だし、
少々深い仲になったからといって、急に馴れ馴れしくする女を
ドフラミンゴが許すとも思えない。

ふたりの間には、ヴィオラがドフラミンゴを愛称で呼び
ドフラミンゴがそれを受容するまでの関係が築かれていたことは
もはや間違いない。


おそらく、作中でそのことがこれ以上掘り下げられることはないだろう。
物語の本筋に関係ないし、オダッチがそれを描きたいと思わないだろうから。

だが、それでいい。
たったこれだけの短いやりとりで、これだけのことを思惟させる
ストーリーテリングの妙。

オダッチの匠の業に感動し、脱帽します。
そして、勝手ながら
こういう妄想を繰り広げることが、僕には至上の喜びなのだ。

posted by BIE at 18:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年11月02日

ONEPIECE 845 速報


せめて、私との結婚は地獄になんかさせません!!
プリンちゃん・・・ええコやぁ・・・

本スレはこちら
posted by BIE at 19:58 | Comment(1) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年11月01日

ONEPIECE 844「ルフィ VS サンジ」


今回のエピソードを言葉で説明するのはとても難しい・・・。
熱い・・・とても熱い・・・。


本心を隠したまま、ルフィを追い払おうとするサンジ。
身分の違いを訴え、あえて口汚く罵ってみせる

口で言ってもわからないなら、
「もうお前のことなんか何とも思ってない」とばかりに
op_844a.gif 渾身の技を叩き込む。

しかしルフィは

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・・・お前とは・・・ 戦わねェ!!

どれだけ罵倒され、何度蹴られてもルフィは引かない、手も出さない。
傍目には一方的にリンチを受けているようにも見えるが
ルフィはこれを「決闘」だという。

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これは意地と意地とのぶつかり合いなのだ。

ルフィのするべきことは決まっている。
サンジを仲間として連れ帰ること。それだけだ。

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目的は違えど、偉大なる航路を制覇するという夢を同じくした
互いに掛け替えのない仲間であることは、これはもう「決定事項」なのだ。
それを覆すのならば、相応の理由と覚悟を示さなければならない。

どれだけ痛めつけようと、ルフィの心は折れない。
逆に、蹴るだけ蹴って、自分を偽って、心を痛めているのはサンジの方だ。


トドメに吐いたルフィの言葉がサンジの心に深く突き刺さる。

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お前が戻って来ねェなら、
おれはここで「餓死」してやる!!!

おれはお前の作ったメシしか食わねェ!!!


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お前がいねェと、おれは海賊王になれねェ!!!



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繰り返し「消えろ」と言われても頑なに拒絶した「断る」は

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何が何でもコック:サンジを仲間にする。
サンジが断ることを許さないと言ったあの時のリフレイン。

また、一味を抜けると言っているサンジとの決闘は、
ウォーターセブンでのウソップとの決闘を思い出させる。
このとき、
自分の意見に従わないウソップに船を降りろとうっかり言いかけたルフィに
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それを言わせなかったのは、他ならぬサンジだった。

そして「餓死」してやる!は
サンジが「餓死」を何より嫌うことを知っているからこその、ルフィ魂の叫び。
それをさせてくれるな、という最上級の懇願だろう。

この不毛な決闘に、勝者はいない。


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ナミやロビンが感情をすべて吐露し、
自分の生き方を阻む障害を取り除く助力をルフィに願ったように

サンジが今なにで困っているのか、どうしたいのかを伝えることができれば
二人は共闘できるはずなのだが・・・

男同士では、そうはいかんか・・・。



サンジが一味を抜けてしまったら、ルフィの冒険はこれ以上先へ進めない、
「おれは海賊王になれない」というのが、
最終的に「ひとつなぎの大秘宝」の正体に関わってくる
布石・伏線であるような気もしないではないが、今はそれを語るときではない…よね。

posted by BIE at 02:11 | Comment(3) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年10月27日

ONEPIECE 844 速報


お前とは・・・闘わねェ!

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posted by BIE at 18:15 | Comment(3) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年10月24日

ONEPIECE 843「ヴィンスモーク・サンジ」


3将星のひとり、クラッカーをぶっ飛ばし、なんとか勝利したルフィ。

魚人島ですでにビッグ・マムに喧嘩を売っていたルフィだが
ビッグ・マムの方は、おそらくルフィを「敵」とは認識していなかった。
せいぜい「生意気なゴミがまた大口叩いてやがる」くらいのものだったろう。

しかし、クラッカーを倒したことによってビッグ・マムの認識も変わるだろう。
脅威に感じるまではいかずとも、倒さねばならないと考えるはずだ。

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過去に、4将星の一角「スナック」が討たれたときには
海を埋め尽くす大船団が押し寄せ、さらにママが嵐を呼び起こし
一瞬にして敵船(たぶんウルージのこと)を沈めたらしい。

なんだ・・・
スナックを倒すほどの実力を持つウルージが
クラッカーひとりに惨敗したわけじゃないのか。

「数の力」と「四皇の特殊な力」に敗北したのなら仕方ないな。

で、ママが嵐を呼んだってのが
「雷雲:ゼウス」「太陽:プロメテウス」を擁した攻撃らしいんだが

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それって、こいつらのことだよな。

ママは「ソルソルの実」の能力者なので
それ以外に天候を操る能力を持っているとは考えにくい。
自分の能力で生み出した「太陽」と「雷雲」を従えているってことだろう。

草木や建物とかはともかく、実体のない雲や虹に魂をどうやって与えるのか、
そして何より、仮に、本物の「太陽」に魂を与えたとして、
あんなミニマムサイズに切り取ることができるのか、
あんなに近くに居させて果たして大丈夫なのか。疑問は尽きない。

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ワンピ世界のこの星は、われわれの地球とは決して違う
衛星をいくつも持つ星であることは、すでに分かっているので
太陽という存在もまた僕らの世界にあるものとは異なる可能性があるとはいえ、
常識的に考えると、太陽自体に魂を与えることはやはり無理だろう。

すなわち、
こいつらは「太陽」や「雲」のような形をした「何か」でしかないはずだ。
本物の天候を操るナミなら十分相手をすることができると思う。

ただ、「物に悪魔の実を食わせる技術」が存在するので、たとえば
太陽の能力を持つ悪魔の実を食わせた無生物(砂糖菓子とか粘土細工とか)に
魂を与えて従属させたもの、だったりすると少々厄介なことになる。

僕の個人的な分析では、物に食わせることができる悪魔の実は
動物系だけだと考えているので、おそらくそれはないと思うのだが。



さて次なる疑問は
ローラから貰ったママのビブルカード。

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ビブルカードが持つママの遺伝子情報は
ママの能力で魂を与えられたホーミーズに対して絶対的な力を持つ。
そのため、今ではママの実子たちも持つことを禁じられているらしい。

今回のように敵に奪われた事態を想定してのことだろうか。
では、それをなぜローラが持っていたのか。

「今では」と言っているから、単純にローラが家出をしたのが
禁止される以前だっただけである可能性も、もちろんあるが、
そうではない場合を考えたほうが面白い。

828話のレビューでの考察とやや重複するが

・ママは身勝手で、子どもの結婚も海賊団の強化に利用する。
・子どもたちは自由な結婚を望めない。
・だから自由な恋愛を求めるとすれば、逃げるしかない。


そうしてママの庇護下を出たのがローラである。
ママの意に逆らい政略に寄与しない、いわゆる「非国民」的立場のローラが
何故ママのビブルカードを持つことを許されているのか。

ナミに「姉妹分だから特別に分け与える」ということは、
そのビブルカードに絶大な力があることを、ローラが認識しているからだ。
ローラが、怒るママの目から逃れてこそこそ暮らしている立場なら、
姉妹分にそんな効果が微妙なものを勿体つけて与えたりはしない。

これはローラがママに疎まれたりしてはいないことの証である。
ママなら、強引に連れ戻すことも、始末することもいつでもできるだろうしな。

四皇の傘の下でぬくぬくと暮らすなら役に立って貰うが、
親元を離れて、自分の実力のみで暮らしていくというなら反対しないし
むしろ何かあったときのために(いつでも戻ってこれるように?)
例外的にビブルカードを持たせた可能性がある。

種さえ貰えば夫は不要、子どもは海賊団の繁栄のために政略結婚の駒、と
血も涙もない様に見えて、
やはり実子には並ならぬ愛情を持っている、と僕は考えたい。

なんとなくだけど、ビッグ・マムは倒すのではなく、
最終的に和解する気がするんだよなぁ・・・。



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婚約の儀へ向かうサンジが乗った猫車に追いついたルフィ。
しかしサンジの答えは

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本心では一味に戻りたいと思っていることは明白。
しかし、両腕とゼフの命を盾にされている手前、うかつなポーズは示せない。

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ウォーターセブンでのロビンの態度と同じだ。

それに対し、「こんなのみんなが納得しねェよ!」と激昂したのは
他ならぬサンジだ。ルフィが納得できるはずがないことは容易に想像がつく。

ロビンのときとは違い、一味の安全までを考慮する必要はないが
「麦わらの一味としての人生」「コックであり続けること」「ゼフの命」
掛け替えのない大切なものから、確実に失うものを選択しなければならない。

たとえば
本意ではないが、とりあえず結婚式さえ無事すませれば
両腕の爆弾もゼフの命を守る方法も、どちらも何とかできるかもしれない。
一味に戻るのはいつでもできることだし、置き手紙にもそう書いた。

しかし、ジェルマの誰にも悟られないように
本意を耳打ちすることなどできないだろうし、手を抜いて欺けるものでもない。

となると、ルフィにこの場を引いてもらうには、諦めさせるしかない。
サンジがもう一味に戻る意思がないことを理解させる必要があるのだ。

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すなわち、それはサンジの本気。
「麦わらの一味へ戻らないこと」を、今ここに決断したことにほかならない。

迷いが生じれば本気を出せないルフィに、はたして勝ち目はあるのか。




余談だが:

前回のレビューで書いた通り
サンジの「騎士道」はゼフの教えだが、「女好き」はヴィンスモークの血。

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今回、ナミに遭遇したヴィンスモークの兄弟たちが
一様にハート目になってるんだが、
どうやらオダッチは、イチジのデレ顔を描きたくなかったようだな。

一部巷では、イチジが父ジャッジを裏切り、
ジェルマ乗っ取りを企てている可能性が問われているが、
やはり今回のシリーズでもっとも厄介な敵(ラスボス?)となる存在は
イチジで間違いないと思ってよさそうだ。
posted by BIE at 18:30 | Comment(4) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年10月20日

ONEPIECE 843 速報


帰れ!
おれの名は、ヴィンスモーク・サンジ。ジェルマの王子だ。

本スレはこちら
posted by BIE at 16:29 | Comment(5) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年10月08日

ONEPIECE 842「満腹の力」


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たとえ死んでも、おれは女は蹴らん…!!!


スケベで女好きだが、上辺だけでなく筋金入りの「女性尊重主義」であるサンジ。
その筋金入りの「騎士道(?」は誰に教わったのか。

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「女は蹴ったらいかんもんだとたたき込まれて育った」

「蹴ったらいかん」と教える人物など、ゼフ以外に居ないのだが
そこは方便かもしれない。
サンジは攻撃手段を「蹴り」しか持たないのだから
「女を攻撃してはいかん」という意味と置き換えて理解することができた。


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「ONE PIECE YELLOW」には
「師であるゼフによってたたき込まれた騎士道精神」と記述されていたが、
本編で明言されたわけではないし、これは厳密にはオダッチの言葉ではない
と、鵜呑みにはしていなかった。

こうして何度か「騎士道精神」がゼフに由来するらしいヒントを目にしながら
僕にはそれが、どうにも信用できず、他の理由を捜していた。

まぁ、結局は、ゼフ由来だったわけだが。


なぜ信じられなかったか。
それは、僕には、ゼフがフェミニストに見えなかったことと、
ゼフとサンジの女性に対する反応が明らかに異なっていたからだ。

ゼフはサンジのように「女好き」ではない。これが引っかかってた。


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「女性は丁寧に接し、大切に扱う」これが男の道。

これは別に、固く誓った「鉄の掟」でもなんでもなく、
ゼフにとっては「男として当たり前の事」。守って当然の「人しての常識」なのだ。
これを守れない男は男じゃない。

すなわち、ゼフはフェミニストではないのだ。
むしろ、面倒くさいから遠ざけたいと思っていそうだ。

ゼフは親代わりの立場として
サンジを一人前の「男」に育てる責任上、男の道を問うていたのだ。


僕は、サンジが「女性を大好きなこと」と、「女性を必要以上に大事にすること」
同軸線上に考えていた。これが間違いだった。

サンジの「女好き」は生まれつき、もしくはヴィンスモーク家の影響。

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それは、ヨンジもまた女性に対し脊髄反射でサンジと同じ反応をすることから分かる。

その「女好き」が、女性を平気で粗雑に扱うようであれば
サンジが思春期を迎えようものなら、そりゃもう性犯罪者待ったなし!
生来「女好き」で、いくらか浮世離れしていた(たぶん)からこそ
必要以上に「世間の常識」を叩き込む必要があったのだ。

なるほど、すごく腑に落ちたわ。
ゼフ・・・いい父親じゃないか。

「あいつら以外とは海賊続けたいと思わない」とまで愛した手下の躾は
まるでなってなかったけどな。




一方その頃、誘惑の森では

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ルフィとクラッカーの戦いが、いまだに続いていた。
クラッカーが出すビスケット兵をことごとく食い散らかして凌いでいたらしい。

ルフィもクラッカーもいい加減限界・・・
最後の決着に、ルフィはギア4を発動し、

op_842g.gif クラッカーを弾き飛ばした。


・・・ちょっと待ってほしい

クラッカーが現れたのは
ルフィたちがホールケーキ・アイランドに上陸した日の夕方。
今はそれから11時間後。次の日の午前だ。

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昨日、クラッカーと出会って間もなく、ルフィはギア4を発動している。
だが、ギア4には使用時間に制限があり

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それを超えると、ルフィは指一本動かせないフニャチン野郎と化してしまう。
いったい懸賞金8億の猛者の攻撃をどうやって11時間も凌いできたのか。

そのカギはナミが握っている。

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ナミに逆らうことができないホーミーズたちは
明確にクラッカーの邪魔をし、ルフィたちに加担したというから、
誘惑の森のエセ生き物たちを利用してナミが時間を稼いだ、ということなのだろう。

しかしなぁ・・・
ホーミーズがいくら総出でクラッカーの邪魔をしようとも

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クラッカーが本気でひと睨みすれば、ホーミーズたちはシオシオに枯れるのだ。
身動きできないルフィを10分間庇い切るほどの邪魔ができるものだろうか。

まぁ・・・制限時間前にギア4を余力を残して解いた可能性もあるか・・・

ここで少し考えてみる

以前、836話のレビューでは、ホーミーズたちがしおれたのは
あまりに驚いたり、恐怖で気を失いかけたりすると
もともと自分の精神ではないので、魂が抜けやすいのかもな。

と書いた。

ママによって生命をもらったがために
クラッカーの中に流れるママの血、ママの遺伝子に
ホーミーズは畏怖を抱いており、逆らえないし怖いのだろう。

ところが、ナミが持つのはママ本人の遺伝子情報。
創造主であり絶対者のママのビブルカードは
息子が持つ遺伝子因子よりも、ママ成分が濃いのではないか。

今この場では、クラッカーの分かりやすい恐ろしさよりも、
ナミの「まったく怖くないのに絶対的に逆らえない」理不尽な恐ろしさの方が勝り
しおれているどころではないのだ。


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サンジはホールケーキ城で行われる結納へ出発した。

ビッグ・マムに言わせれば、
入城してしまったらルフィたちにはもう接触する機会はないそうだ。

さて、どうなるか・・・

結納はともかく、肝心の結婚式は翌日。
決定的なタイムリミットまでに、あと1日の猶予を残した真意は、
いったい何だ!!オダッチ!!


しかし・・・ハッピーマンデー絡みの土曜発売の翌週が休載とは・・・待ち遠しいな・・・

posted by BIE at 19:27 | Comment(3) | TrackBack(0) | ワンピース

2016年10月05日

ONEPIECE 842 速報


サンジの騎士道は誰由来・・・?

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posted by BIE at 19:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | ワンピース