2014年06月17日

ムーミン


ムーミンの原作者、トーベ・ヤンソンが生誕100周年だとかで、
巷では、ムーミン原画展が各地を行脚し、
ファッション・雑貨をメインにムーミングッズが賑わっている。

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僕は世代的に69年度版のカルピス劇場を(再放送で)見て育った。

しかし後から知ったが、69年度版は
あまりにも原作と世界観が違いすぎると原作者の逆鱗に触れ、

その後、激烈な紆余曲折を経て、
原作者も直接製作に加わった、90年制作の「楽しいムーミン一家」を
ビジュアルの世界的標準とする、と
ヤンソン一族が運営するキャラクター権利管理団体から公式のお墨付きを得、

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今ではCMをはじめ、メディアで見るムーミンキャラたちは
「楽しいムーミン一家」に則した絵と声になっている。

しかしながら、
一般的には「楽しいムーミン一家」は作品としての知名度がさほど高くなく
ムーミンといえば「ねぇムーミン、こっち向いて」
69年度版のOPをイメージする人は少なくない。
一般の人は「るんたった〜」など知らないのですよ。藤島康介先生

ビジュアルとしては、
タバコを咥えてギターを掻き鳴らす無表情なスナフキンは知らないのに、
テーマソングは、古いもののほうが断然有名というのも不思議な話だが

当時は映像ソフトが市販されていない時代だったので
一般家庭にはレコードだけが残り、
映像の印象は次第に新しい作品に上書きされたのだろう

さらに、「楽しいムーミン一家」が制作された時代になると
世界標準のキャラクター管理がメディアミックス展開し
キャラクターのイメージが定着していったものと思われる。

とにかく、
日本で作られた作品が世界標準と聞かされればとても誇らしいし、
ムーミンに関してはそれが当たり前と疑わなくなっていた。



そのムーミンが、
ヤンソンの母国フィンランドではじめて長編アニメ映画化される。

ところが・・・なんか・・・おかしい・・・


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『劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス』
< あらすじ >
今回は地中海に位置するリゾート地が舞台。あることから一家に訪れる危機を描く。

地中海沿岸の魅惑的な地リビエラにバカンスのためやって来たムーミン一家。
ムーミン一家は楽しいひとときを過ごすが
そこでフローレンは現地のプレーボーイの虜になり、ムーミンは焼きもちを焼く。

ムーミンママは、
貴族と友達になり自らを「ムーミン伯爵」と呼ぶようになった
ムーミンパパに腹を立て、親戚が暮らす古いボートで過ごすことを決めてしまう。


世界観もビジュアルも、
僕が知っているムーミンとなんだか違う・・・

それでも、この映画の監督は
どのシーンを切り取っても原作の雰囲気を壊さないように色味や音楽にこだわった。
と、ヤンソンへの多大なリスペクトを表明している。


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確かに原作は書かれた年代だけでなく
小説、絵本、コミックとそれぞれの媒体で絵柄が異なるし
名倉靖博が描くカラフルな牧歌的ファンタジーとは似ても似つかない。

何十年も経てはじめて母国で作られるのだから、
「楽しいムーミン一家」が今後、世界標準ですから〜言うてたんと違うのん?
と声高に訴えるのもみっともない話だ。
記号としての「標準」もこの際リセットされるのは仕方ない。


僕がショックだったのは
今まで僕が認識していたムーミンが実は正しいムーミンではなかったんじゃないか
という疑念が生まれてしまったことだ。


69年度版の問題もあったので、
「楽しいムーミン一家」は、ヤンソンとそれは密に会議を重ねて
念入りに、キャラクターや世界観の造形をすすめ、

「あぁ、これこそ私のムーミンだ」とヤンソンにとても喜ばれた作品と聞いている。

僕自身「楽しいムーミン一家」は大好きで何度も観た。
(冒険日記は・・・なかったことに・・・
納得して大満足で観ていたのに
それが、正しいムーミン像ではなかったかもしれないというのがショックでならない。


でも、映画が日本に来たら観ますよ、たぶん。

ま、原作読んで、正しかったかどうか、てめぇで検証しろよって話ですね。
ごもっとも。



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君は今まで食べたパンの枚数を覚えているのかい?ムーミン
(CV:子安武人

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わたしはこの波紋使いをえらく気に入ったよ、ママ
(CV:大塚明夫

注)この画像は本編と関係ありません
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2012年07月14日

おおかみこどもの雨と雪


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「時をかける少女」「サマーウォーズ」に続く、
細田守監督作品第三弾「おおかみこどもの雨と雪」の
試写会が当たったので観てきました。

少しバレありますのでご注意を。

19歳の大学生"花"は"おおかみおとこ"と恋に落ち、
ふたりの子供に恵まれ、幸せな生活を送っていた矢先
"おおかみおとこ"は死んでしまう。

残された花は"おおかみこども"の姉弟を抱え
人々の奇異の目や生活上の問題から離れ、
また、いずれ二人が成長したときに
"人"として生きるか"狼"として生きるか
選択できる生活が送れる地を求め、山里へ移り住む。


緻密な日常描写にファンタジーを織り込む手法に定評がある細田守監督、
本作でも例に洩れず
厳しい都会の現実や人の暖かみ、人の愛情、狼の本能などを織り交ぜて
ふたりの"おおかみこども"の成長を描く。

人間の子供では「思春期」に当たり
狼では「成熟期」に当たる生後10年頃

活発で獣にも物怖じしなかった姉"雪"が
恥じらいや後悔から人間らしく生きることを選ぶのに対し
病弱で主張を持たず、狼であることをある意味毛嫌いしていた弟"雨"は
ある事件を境に自然への回帰を意識しはじめる。

人間でもよくある
女だからこそ、男だからこそ
姉だからこそ、弟だからこその意識の違い
家族愛の裏返しの反目、抗えない本能

"人"と"狼"の生きる道を絡めて
次第にふたりはそれぞれの生き方を選択する。


先行して行われたフランスでのワールドプレミアでは
スタンディングオベーションが止まなかったらしい。

美しい映像、緻密な描写
可愛らしく画面中を動き回る魅力的な"おおかみこども"たち。

少し話がかけ足過ぎるのが気になるが、
余計な部分を削ぎ落とした結果と思えば理解できる範囲。
物語もまっすぐ1本筋が通っていて、よくできた"上手い"作品だと思った。

ただ、
これまでの2作では、主題を描写するための一手法として効果的に挿入されていた
"涙の表現"や"絆の実感"がそうとう重要に前面視されているため、
前2作のような明快な"楽しいエンターテインメント"を求めて観ると、
残念ながら、少し肩すかしを食らうかもしれない。


余談だが:
日本では孤独なイメージが強い野生の狼は、本来は群れを作る生き物。
「一匹狼」という表現はもともと
他と協力しなくても強い者のことではなく
群れからはぐれた寂しく可哀相な人のことを指しているのだが

その辺、作る側の意識と観る側の意識が
上手く合致していない気がしないでもない。そういう違和感は感じた。

まぁ細田ファンなら観て損はない完成度。だが過度な期待はしない方が吉 かな。

posted by BIE at 19:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ全般

2012年04月08日

宇宙兄弟


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先週からはじまったアニメ「宇宙兄弟」

原作をずっと読んでいる僕にとって
1クールや2クールで到底終わらないこの物語を
アニメ版や小栗旬主演の映画版がどういうまとめ方になるのか
とても気になるところだが

何度か述べたことがあるように
僕はお気に入りのマンガがアニメ化されることをあまり歓迎しない。

それでもはじめくらいは・・・と思って見てはみる。

主人公:難波ムッタの声は
僕のイメージでは安原義人だった。
自分に正直だが、表向き少しひねくれていたり劣等感を醸し出していたり
そういうキャラクター造形がピッタリだと思っていた

ただ僕がアニメ業界にそれはもう夢中になっていたのは20年以上も前の話で
最近の声優のトレンドや傾向を実はあまり知らないのでそう思っただけで、
確かに今、安原氏の声では少し老けすぎかもしれない

実際には、ムッタ役は「ONE PIECE」のサンジで有名な平田広明
「TIGER & BUNNY」主人公:虎鉄の
人のいいおっちょこちょいを好演したイメージが、なるほどムッタにピッタリだ。
僕の持つ安原氏のイメージともそう離れていない。

そして今週の第二話

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今のあなたにとって、一番金ピカなことは何?

シャロンの声を当てている池田昌子が素敵すぎる

銀河鉄道999をリアルタイムで観ていた世代ならではなのだろうか
これだけで毎週みようと思った。
まぁ、シャロンは毎週出てこないだろうが・・・

posted by BIE at 13:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ全般

2012年04月02日

聖闘士星矢Ω スタート


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実に23年ぶりにTVシリーズとして復活した聖闘士星矢

ぶっちゃけると主人公は星矢じゃないので
「聖闘士光牙」とかにするべきだが
そこはそれ、
視聴者への耳触りとキャッチがまるで違うので
聖闘士星矢のままにしたのだろう。

ヤマトの主題歌がいつまでたっても
「宇宙のかなたイスカンダルへ」だったのと同じようなものだ。


僕が幼い頃から再放送を繰り返し見た人気アニメ
「バビル二世」「キューティーハニー」「あしたのジョー」
「魔女っ子メグちゃん」「グレンダイザー」などで
美麗で魅力的なキャラクターを造形しまくっていた荒木伸吾が
二度目の全盛期を迎えた言っても過言ではない「聖闘士星矢」

昨年暮れにその荒木御大が不幸にも溺死(※諸説在ります)され
本作でその後釜を努めるのは
「おジャ魔女どれみ」でその名を轟かせた馬越嘉彦。

近年では「キャシャーンSins」で
星矢風の荒木っぽい絵を見せたが

美麗に見せようとすればするほど線は少なく、細くなり
デジタル作画の影響もあって、
綺麗すぎて空間が目立つ、何だか物足りない
「荒木風」を脱することのできない残念な作画になってしまうのは
如何ともしがたい。

こと「聖闘士星矢」に至っては荒木御大亡き今
「荒木風で十分」「荒木風こそ至上」の意見も否定はしないが
「〜風」のイメージにしがみつくのが
作品の将来にとって本当によいことなのかどうかは
僕が再三「ルパン三世」の声優について書いてきたことに通じる。

最終的な評価は
また終わった頃に書くかもしれないが
「荒木御大が降りてきたとしか思えない」という崇高な評価を得るか
「星矢であって星矢でない」新境地を切り開いたと言わしめるか
いずれかの結果を期待する。


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しょっぱなから成長した星矢が熱く闘っている

射手座の黄金聖闘士になった星矢の声を演じるのは、古谷徹
たしかOVAの「冥界編」で原作者の車田正美からの
「少年の声は若い声優に演じさせろ」とのクレームで
メインキャストが総替えになったハズだが

OVAは所詮コアなファンやオタク相手の商品なのであって
多くの視聴者にとって、星矢の声といえば
TVシリーズで長く星矢を演じた古谷徹を置いて他にない。
異論は認めない。


さて、アテナ役と主題歌を中川翔子がやると聞き
しょこたん以外の誰が得をするんだと思っていたが
アテナの喋りはともかく 

主題歌が「ペガサス幻想」だ〜!
アレンジは個人的に旧作の方が圧倒的に好きだが
これはこれで・・・

しかも旧作の「ペガサス幻想」を歌っていたMAKE-UPが
一緒に歌っている。

ボウケンジャーとゴセイジャーで
児童番組シンガーとしてのキャリアを積んだNoBが
星矢にまさかの返り咲きだ。これは燃える。


本編は・・・まだあんまり・・・

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旧作通りシャイナさん役の小山茉美の声がずいぶんと老け込んで・・・
キシリアにしか聞こえないことと

マルス役の柴田秀勝
鋼の錬金術師の時も思ったが、
もうおじいちゃん過ぎて、聞いててハラハラする。

このくらい。
まぁ、言いたいことがあったら追々書きますよ。


とりあえず鷲座やオリオン座が
青銅聖闘士に格下げになってる理由が知りたい。

あと、
OPの作画クレジットに荒木御大と姫野美智の名前があったのは
どういうことなんだろう・・・


余談:
ペガサス星矢といえば・・・これだな

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星)ボクの名前を"影から覗くストーカー宇宙人"みたいに言うな!!
ア)すいません。カみました。
星)違う!!わざとだ!!  
ア)カミマミタ!!

posted by BIE at 12:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ全般

2011年12月06日

ルパン三世 血の刻印〜永遠のMermaid〜


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微妙な出来でした。 以上。





ウソウソ。
もうね、呆れるくらい全てがダメダメだったら、
それはそれで書きようがあるの。
ところが今回のTVSPは・・・もう〜・・・本当に微妙

皆さん注目の新キャストについては、別に文句はない。
文句はないけど、言いたいことはあるのでそれは後で書く。

まず「そこからかよっ!」ってところから言うと
新作TVシリーズじゃなかったのかよ!ってことだ。

「DEAD OR ALIVE」放送後の緊急告知で

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新作テレビシリーズ 今秋放送決定!!!!
びっくりマークを4つもつけて大発表ですよ。

「来たよ」とばかりに僕も張り切って「新作ルパンはこうあるべき
みたいな勝手な持論を熱く語ったのがバカみたい。

その後、「ルパンvs複製人間」放送後の告知では
新作テレビスペシャル放送決定
に変わってた。しれっと・・・

違うやろ?
その時点でテレビシリーズがお蔵入り、もしくは延期になった
説明なりするのが先やろ・・・と。

その辺、ルパンの公式サイトは実に不親切で不誠実だ。


ま、いろんな事情があったのだろうから
できなかった企画を悔やんでも仕方ないが
ほぼ例年通りのTVSPと新シリーズを始めるのとでは意味が全く違う。

1回限りのTVSPと、3ヶ月以上続くシリーズものでは
パブリシティやスポンサーの食いつきがまるで違うので
作品そのものへのお金の掛け方が違い、作品作りの充実度に差が出るのだ。
反面、見切り発車で思い切ったことしてしまうと、途中で息切れして
目も当てられない出来になってしまうことも無いではないが・・・。


とにかく、放送局も制作会社も力の入れ具合が違うし
「ルパン三世」として世に残る名前の重さもまるで違うので
シリーズの場合、作品を通してのテーマ性とか今までと異なるコンセプトとか
思い切った打ち出し方が、やろうと思えばできるのだ。

これは「ルパン三世」ほどの長きにわたる人気と知名度がある作品の場合ね
歴史の浅い作品の場合は逆になることもあります。


だからこそ、永らくファンをも悩ませていたCVの問題を
一気に解決できる"かもしれない"絶好の機会と誰もが考えた。

ところがフタを開けてみればTVシリーズではなくTVSP。
TVSPでは思い切った改変ができないだろうと思ったら
案の定、クリカンはともかく次元大介:小林清志(78歳)が謎の残留。

実に中途半端だ。

理由として考えられるのは
・適任者を選びきれなかった
・一気にメインキャスト全員を変えたら人気に影響すると考えた

このどちらかしか考えられない。

声質の衰えが特に著しかったのが、銭形:納谷悟郎と不二子:増山江威子
この二人は何が何でも変えねばなるまい。
五エ門はというと、もともとセリフが少ないので影響が少ない。
こんな事情で次元だけが続投となった気がする。

分かり易すぎる。

新キャストは、みゆきち不二子に少し色気が足りないと感じた程度で
特に文句はないが不満はある。
みゆきち不二子と浪川五エ門が
先代の物まねに成り下がっている印象があることだ。
ヤマちゃんの銭形はよかった。さすが七色の声を持つ男。

あと、役者として根本的に問題があるクリカンだが
大御所の跡を継いだ重責が新キャストに分担されたためか
ずいぶん伸び伸びと演じている印象があった。
下手なりにある意味もう安心して聞いていられる。


制作の姿勢に文句はあるが出来上がった作品についてであれば
声に関してはこんなもんかな。


次に『絵』。
10年来ずっと引きずってきた、平山智を中心に据えた
2ndシリーズ風のキャラメイクをやめたようだ。依然、赤ジャケだけどな。

40周年だからなのか、
声優が変わるなら絵も変えて良しとなったのかわからないが
思い切って変えたことは評価する。

名作劇場やジブリ作品を多数手がけた
なんだか馴染みのある佐藤好春のキャッチーな絵柄は好感度が高い。
動きもなめらかで悪くない。

しかし、なぜ佐藤好春なのだ。


不二子と五エ門の髪型はもちろん
脇役たちの服のたわみ、手足を伸ばした歩き方
影の塗り分けが少ないなど
終始ほんのり宮崎・大塚の匂いがただよっていて、
ちっとも思い切った改変に感じない。

なに安全パイ切ってんの!? って感じだ。

だったらいっそのことジブリに発注するくらいのことやってみろ
トムスのクレジット入ってないんだから。


あとは内容だが、
TVSPに脚本の妙を求めるつもりはないので、
余程でなければべつにいいんだけど、
安易にルパン一世まで引っ張り出したのはちと戴けなかったかな。

舞台が日本なのも気に入らない。
『炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』ほどいい仕事してないことはなかったけど。

それから
栄華を極めた一族の子孫ってのはラピュタでやったし
その特殊な能力で世界の影で暗躍してきたってのはカリオストロ
ラスボスがマッチョ化するってのも、いつだったかのTVSPであったな。

パクるならもっと余所から持ってこいと・・・。

とにかく一事が万事中途半端。
王道として長年のファンの琴線に触れるサービスをするでもなく
新生したとはお世辞にも言えない。

これがテレビ放映40周年の年の作品というのがなさけない
(40周年記念作品とはあえて言わない)



で、結局新作TVシリーズは、やっぱりお蔵入りなの?

posted by BIE at 14:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ全般

2011年10月03日

HUNTER×HUNTER 再アニメ化

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はじまりましたね。
どこからはじめるのかと思っていたら
まさかの初めから。
第二期でも何でもなく全くの仕切り直しの様です。
制作局が変わったからない話ではないんだけど。

こうなると今度はどこまでやるのかの方が気になります。

オープニングテーマはどこかで聞いたことのある声だと思ったら
「いつまでも二人こ〜のま〜ま〜」の
「You're the Only…」のHITで有名な一発屋だったが
昨今ではヘヴィメタバンド"Galneryus"のヴォーカルとして活躍中の小野正利。
再ブレイクはありますかね。

おおむね知ってる話なので特に語ることはないんだけど、
久しぶりに藩恵子の声を聞いたと思ったら
ゴン役の藩めぐみとは親子なのね。

あと、気になったのはゴンとミトの別れのシーンぐらい

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え〜この指切りって韓国式・・・

コードギアスでもあったんですけど、時期的に問題になることはなかった
フジがいろいろ騒がれているまさにその時に
なんでまたわざわざこんな描写を追加するのかまったく意図不明です。

日テレよ、お前もか・・・


追記:
にょにょん様、ご指摘ありがとうございました。
「指きりげんま〜誓いのチュ〜」
hunter_01c.jpg コレですね。

posted by BIE at 08:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ全般

2011年05月14日

Dororonえん魔くんメ〜ラめら


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少年時代に何度も再放送を観た旧アニメは、
永井豪の作品というよりは、辻真先の個性が強い勧善懲悪熱血ヒーローだった。

コミック版は、原作の位置付けではなく、設定を同じくしながら
いささか悪ノリが過ぎるエロギャグ漫画の印象が強く、
今回の再アニメ化は、このコミック版寄りに作られている。

デビルマンやキューティーハニー、マジンガーZ、鋼鉄ジーグと
時代時代の流行りにあわせてリメイクされることが多い豪ちゃん作品だが、
深夜枠とかエロや萌えに偏った近頃の風潮からすると、
コミック版えん魔くんは最適のコンテンツと言えるだろう。

ただ、少し腑に落ちないのは
ゲゲゲの鬼太郎がそうしているように、
リメイクごとその時代に合わせた舞台背景を用意するのではなく
現代のコアなアニメ視聴者に受け入れられるか微妙な
時代設定がなされている点だ。

『旧作と同じ時代設定です』で済ます問題でもないと思う。

旧作が作られた1973年頃は、高度経済成長の末期で
上向き景気に乗っかって大事な心を失った人間がもたらした弊害とか
公害垂れ流しを皮肉ったようなハードな描写が意味を持っていた。

しかし今作でこの時代設定を選んだのは
旧作をリアルタイムで見ていた世代に観てほしいのでなければ
ギャグやCMネタを盛り込んでコミック版の悪ノリを再現したかっただけ
としか考えられないのだ。浅い。浅すぎる。

僕は作中のギャグやCMネタ、昭和のヒット曲なんかも
たいがい分かるのでなんとか楽しませてもらっているが

狂言回しをツトムからハルミに変更し
雪子姫がノーパンであることを何度も強調したりなど
DVD販売やフィギュアなど二次創作利益を目論む銭ゲバ根性には呆れ
艶靡ちゃんの活躍に至っては、目を覆うばかりのゲスっぷりである。


ちなみにキャラ絵が公表された際に、
雪子姫がノーパンなのではないかとネットで騒がれたのだが
その騒ぎは僕にとっては非常に滑稽で、
雪ちゃんが「はいてない」のは35年前から常識。

旧作全25話中、
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確か2度しかなかった(と記憶している)雪ちゃんのお尻丸出しに興奮し、
普段でもあの下は何も履いてないのかと考えるだけでドキドキしたものである。

今回は子供向け作品ではないので
その設定を、過ぎるほどあざとく美味しくいただいちゃった感じだ。


まぁこんな感じで、徹底した「馬鹿らしさ」「下衆っぷり」は
逆に突き抜けた感があって、潔さすら感じるが
本当に今の若いアニメ視聴者が
エロ以外の点を楽しく観ているのかは激しく疑問なのである。

それにしてもキムタカはすごいな。惚れ直すわ


余談だが:
本編とまったく関係ないアバンタイトルの昭和特撮シリーズは一見の価値有り。
どんどんエスカレートしてるが、個人的には5話の
ファイヤーマン・ジャンボーグA・ミラーマンが好き。

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posted by BIE at 16:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ全般

2011年05月04日

新作ルパン三世(?

アンテナが低いので今更な話題かもしれないしガセかもしれないのですが
ルパン三世の新作TVシリーズがはじまるとか聞いた。

夏の恒例となったTVSPの出来には毎年歯がゆい思いをしながらも、
結局最後まで観てしまい不満をつのらせている諸氏も多いことだと思う。

新作TVシリーズがどんなものになるにせよ観ることは決定事項なのだが、
ここに及んでたったひとつ望むとしたら、
手垢の付きまくった話題で申し訳ないが、好きな作品だからこそ何度でも言う
そう、声優陣の総入れ替えだ。


年に一度のSPではリスクが高すぎて
イメージ一新の博打を打てないのは理解できなくもない。

ならばこそ、今入れ替えずにいつするというのか。

栗田貫一の山田康雄風ボイスについてはもう言うまい。
しかし他の主要キャストが皆さん揃いも揃って高齢すぎて、
声質の劣化著しく聞いていられないのは周知の通り。


そうなると、この際だからキャラ絵も一新だ。
2001年ごろにイメージ統一が図られた
2ndシリーズ風のキャラクターは、現キャストのイメージが付きすぎているし、
1stシリーズを意識した大塚康夫風のキャラもまた然り。

part3のピンクジャケットけつアゴのルパンは少しやり過ぎだったが、
あの時『ルパンはコレだ』と言えた青木悠三くらいの気概がほしい。
まぁアレも結局ゴニョゴニョ・・・でしたが

もちろんスポンサーや放送コード、
制作プロセスのワークフローなど当時と事情が違うのは重々承知の上で、
今、決断しないといけない時なのである。

ファン離れや、知名度のみを頼りにしたライトユーザーへのアピール低下は、
そりゃあ心配だろう。

ここはある程度の信者を持つクリエイターに音頭を取ってもらうのがいい。

たとえば細田守とか新房昭之とか、今こそ押井守に作らせるなどすれば、
コアな信奉者を獲得できるし、あの某が〜とマスコミに煽らせれば注目度も抜群だ。


このまま過去のイメージを守り続けようと思っても、
高齢な主要キャストがもうひとり鬼籍に入られた時点でまた一悶着起きるだろう。

ルパン三世は決して『オワコン』ではないのに、このままでは未来はないのである。

増山江威子女史など『もうおばあちゃんだからイメージを壊してはいけないから』と
メディアに顔出しを控えておられるようだが、声だけでも皆さん十分に老人です。

しれっとキャストを代替わりさせている『サザエさん』や、
思い切ったリニューアル(というかやり直し)を図った『ドラえもん』を見習うがいい。

どうせ何やったって苦情は出るのだ。
制作会社、テレビ局、スポンサー、そして現キャストと何よりファンの英断を求む。
posted by BIE at 17:33 | Comment(3) | TrackBack(0) | アニメ全般

2011年03月24日

それ町 DVD vol.4

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「それでも町は廻っている」DVDのvol.4が発売されていたようですね。

収録は、七番地「愛のナイトウ避行」と、八番地「全自動楽団」

七番地Bパートのタケルと深夜の入浴をする歩鳥は
ほとんどTV放映版と変化ありませんでしたが

シリーズ唯一のアニメオリジナルエピソードだった
八番地Aパートの「全自動世界」は当然というか
隠されていた三人の下着姿がもろ出しになりました。

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幼めなデザインで白ベースの歩鳥
淡いピンクで少し大人びたデザインのタッツン
実用主義っぽい黒いスポーツブラの紺センパイ
着けてる下着にも三人のキャラクターがよく表れていますね。

少し作品の趣旨に合わないシーンのような気がしてなりませんが
短かったし性格がよく出てたのでまあいいとしますか。
しかし手前の影を取っ払ってしまったせいで、
ラストの針原のシーンに少し違和感がありますけどね。


そしてBパートの「迷路楽団」では

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マイクやモニターなどのステージ機材が
ちゃんと描き加えられたのはよかったんだけど

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原作にもなかった紺センパイのパンモロが。
これ必要か・・・・?

サービス巻ですな。Vol.4は



posted by BIE at 13:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ全般

2010年12月29日

DVDソフト化の恩恵

昨日もすこし触れたんですが

「よつばと」の背景が描き込まれたり
「To LOVEる」で乳首が描き加えられたりと
昨今、メディアを問わず
ソフト化される際に手が加えられるのはごく普通のことで
「好きな作品はBOXで全部揃えてるぜ!」なんて人には
何を今さらなお話しだと思いますけれど

僕はよほどのことがない限り映像ソフトを買わない人なので
ちょっとテンション上がり気味なのはお許しください。
「鋼の錬金術師」のレビューを見て分かるように
好きな作品にはちょっと異常な盛り上がりを見せることがあります。

そこで、うれしがって比較してみました。
左がTV版、右がDVD版ですよ。

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TV版では従来のリスワークのように白抜きかスミ乗せだったスーパーが
全体的にかなり凝った入れ方に変更されています。

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足ちょんちょんのあと後ろに2歩下がるだけだった紺先輩が
ジャンプ&ターンで縞パンGETs! 僕には縞パンは歩鳥のイメージですけどね。

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地味に変更されてます。

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やっぱりあったか。足を上げた歩鳥のスカートの中が黒くつぶれていません。

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下からのライトアップが追加

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これ気付きにくいですが、TV版では1回まわった歩鳥の前に突然現れる
デッキブラシの柄がはじめから描かれています。

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エンディングも微妙にカット割りが変わってるけど
比較するほどじゃないので割愛。本編中の直しは言わずもがなですね

余談だが
スーパーに多用されてる「モダン体」って書体は新房が気に入っているんだろうか
だとすると、明らかに絶望先生の影響ですよね。



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