2017年04月03日

ONEPIECE 861「演技派」


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ベッジの”完璧”な計画の要「マザー・カルメルの肖像」
ベッジはこの写真を毀損し、そのショックでママが平常心を保てなくなったときを狙ってママを暗殺するつもりだ。

「マザー・カルメル」について何ら説明はない。
「この人だれ?」という誰もが思う疑問を率直に投げかけた初参加のゲストは

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覇気で凄まれ卒倒した。

もてなす側がそりゃねェだろ、と思わないでもないが、茶会のゲストにも「格」があれば、ママにとっての重要度も変わる。親しげに招かれているとはいえ、立場は対等ではないということだ。

茶会とは本来「憩いの場」
ホストは美味い茶や料理を用意し、趣向やサービスを凝らして招待客を楽しませるものだ。景気のいい話や楽しい思い出を互いに語らい、歓びや感動を共有する場でもある。その場でママが「彼女こそこの世の光」と称えるマザー・カルメルについて尋ねることは、本来なら決して悪いことではないハズだ。

「おれの大切な人なんだ」と言えば済むものを、これは単に「詮索されることを許さない」というよりも「自分との関係性を明らかにできない理由がある」のではないかと疑ってしまう。

「思い出に踏み込んでくるな」と激昂するくらいだから、大切な良い思い出があるっぽいが、
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「おれ達のマザー」「マザーこそこの世の光」という物言いからは、ママですら逆らえない世界規模の権力者である可能性も浮上する。

「マザー」という呼び名や装束から察するに修道女であるようだが、髪を隠さず手持ちタバコで笑顔の写真を残す当たり、真っ当な人物ではないように思う。
マザー・カルメルについては、まだまだ謎が多い、というか深そうだ。聞いても答えてくれないのだから、そりゃあ家族だって知らないワケだ。


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そんなママも一気に機嫌を治す大好物、それが「宝箱」。

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ママへの手土産を持参した招待客は、それぞれ贈り物に趣向を凝らせながらも、皆一様にパッケージは「宝箱」。ママが宝箱を大好きなことを知っているからこその演出だ。
ママにとっては、中身の贈り物が何であるかよりも、むしろ「宝箱に入っていること」の方が重要らしい。「玉手箱の御開帳」を今回のメインイベントのひとつに当てていることからも、中身に思いを馳せながら箱を開ける瞬間の昂揚感こそ、最高の好物であることが分かる。意外とロマンチストなのだな。

さて、その玉手箱。これから起こる騒動の大きな一幕となるか、それともすべて終わった後のオチとなるのか・・・。



ゲストは皆揃い茶会は始まった。会場の封鎖もほぼ完了し、ベッジの計画は進みつつある。

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ところが、読者に親切なのはありがたいが、ベッジとシーザーが不用意に計画のことを話しているのを、ホーミーズの扉が聞いていた。

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「情報の漏洩は予測不能の危機を呼ぶ」じゃねェ!慎重さが足りんわ。

くだんのホーミーズの顔部分をゴッディが削ぎ落とすことで事なきを得たようだが、元々はただの扉である。血も出ないし、これで死んだわけではあるまい。「顔」を失ったことで話すことはできなくなったが、意識はあるはずだ。ホーミーズは手足がなくても飛んだり跳ねたりして動くことができるし、身体をひねることだってできる。意思表示する方法がないとは思えないし、そもそも、島中どこへ言っても「壁に耳あり障子に目あり」のこのホールケーキアイランドで、扉以外のホーミーズは本当に今この場に居ないのか?



さて宴もたけなわ、いよいよ新郎新婦が登場する。

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幸せそうに満面の笑みで現れたサンジ。・・・大丈夫か?・・・いろいろ。
僕が思うに、このサンジが示す可能性は三つ。

1.ひととき計画のことをすっかり忘れて幸せに浸っている。
2.真意を心の奥底へ秘めて、幸せ過ぎる新郎を演じている。

もうひとつは後で述べる。

ひととき忘れているだけならば問題はない。プリンに殺される瞬間に我に返っても間に合うからだ。

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天性の女好き(と睡眠不足?)のせいで、プリンを警戒しきれなかったサンジ。控室ではすっかりプリンのペースで気持ちを弄ばれていた。果たして本当に吹っ切れて、演技をしているのか。

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控室で「誓いの口づけ」の話題に興奮したサンジは出血したらしい。「壁に激突した」「出血がすごい」
まぁサンジのことだからすごい鼻血が出たのだろう。
では、壁に激突とは何だ?

サンジは、冷静になれないばかりか、この期に及んでプリンの色香に惑わされそうになっている自分を戒め、目を覚ますために自ら壁に頭を打ち付けたのか。それならば、今は冷静さを取り戻し、あくまで演技で幸せそうなふりをしているのだ。計画通り、問題ない。

しかし僕が心配しているのは、プリンのあまりの可愛さに我を失い意図せず壁にぶつかり血を流していた場合のこと。

3.プリンによって記憶を改竄されている。という可能性だ。

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プリンは裏の顔でこの上なくイライラしていたので、極度に舞い上がるサンジを落ち着かせるために、仕方なくサンジの記憶を操作しようとしたかもしれない。頭をぶつけてもし意識を失ったとしたら、サンジにはそれに抗う術はない。ベッジの計画はすべてプリンに筒抜けになり、サンジは自身の結婚を「幸せ」と信じて疑っていない可能性があるのだ。

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ベッジも驚愕するサンジの演技力。

それは果たして、本当に演技なのか、こみ上げる幸せに抗えなかったのか、それとも、改竄された記憶の中でかりそめの幸せにマジで舞い上がっているのか・・・。



余談だが:

ママと卓を囲んで茶を飲んでいるジャッジはともかくとして、

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会場の動向を伺うレイジュ、食べることに没頭するヨンジ、ナンパに夢中のニジ、そして、ビジネスの話をしているっぽいイチジ。四者四様に思い思いのことをしている。
・・・何かを企んでいる可能性はもうなくなったと考えていいのではないだろうか。

今回のシリーズでヴィンスモーク家は、もう巻き込まれて助けられる対象でしかないのかな〜と思った一幕。

posted by BIE at 15:13 | Comment(5) | TrackBack(0) | ワンピース

2017年03月30日

ONEPIECE 861 速報


演技とは思えないサンジの舞い上がりっぷり!!
サンジまさか・・・・

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posted by BIE at 18:32 | Comment(4) | TrackBack(0) | ワンピース

2017年03月27日

ONEPIECE 860「10:00 開宴」


ジンベエが離脱したタイヨウの海賊団は
茶会のゲスト護衛の影響で、島の警護が手薄になる「今」を狙って、魚人島へと出発した。

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今が、無事トットランドを抜け出す最大のチャンスであり、
行き先が魚人島なのは、現在、ジンベエの仲立ちでかりそめの平和を享受しているリュウグウ王国が、ジンベエの謀反の影響を受けることを危惧してのことらしい。

今まで「我」を捨てて魚人たちのために奔走してきたジンベエが
クルーにはじめて明かした自分の「やりたい事」。
そのフォローをし、後顧の憂いなく行かせてやるのが仲間としての手向けだが、

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送り出すアラディンの表情は険しい。

ビッグ・マムを敵に回すということが、どれほど無謀なことか、
またジンベエが命を賭して今回の決断をし、今生の別れになる可能性すらあること、
そしてフォローをするアラディンたちもただでは済まないであろうことが、よくわかっているからだ。

アラディンと政略結婚したビッグ・マムの第29女:プラリネは、ママの性格をよく理解しているはずだが、
惚れた夫に添い遂げられれば状況は問わないのか、それともママの眼が届かない新生活に、やはり憧れがあるのか、なんだか楽しそうだ。



いよいよ始まるママの茶会。
ゲストとして続々と集まる「闇の帝王」たち。

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闇金、風俗、葬儀屋、マスコミ、裏倉庫、海運・・・
人間の欲望を司るビジネスと、貿易や戦争に関わる業務を担うものたち。
どいつもこいつも、まっとうな商売をしているようには見えない。

特に異彩を放っているのが、
世界経済新聞社社長のモルガンズ氏。

どう見ても「鳥」だ。
ビッグバードとイーグルサムを混ぜたようなその容姿は
ニュース・クーが鳥による輸送小売業態であることと無関係ではないだろう。
世界経済新聞社がニュース・クーを発行しているのかどうかは知らないが。

亜人・・・なのか?
フォーマルシーンにこの姿で現れるところから考えて
「トリトリの実」の能力者の獣人形態ということもないだろう。
「ヒトヒトの実」を食った鳥かもしれないな。
ところで、余談だが「モデル:大仏」ってのは反則だと思う。


なお、かつて連載していた絵物語に登場したとはいえ、世界経済新聞社が「ジェルマ66」と直接縁があるかどうかは、ちょっと微妙な表現が為されているが、モルガンズ氏はスムージーとも顔見知りのようだし、少なくとも今回はジェルマ側ではなく、ママのゲストという立場で招かれている。

世界に名だたる新聞社のトップが、「闇の帝王」たちと肩を並べて四皇の茶会に招かれていることは、全くもって笑えない。
現実社会のどこの新聞社がどう・・・とか言うつもりはないが。



茶会の警護を任されたファイヤタンク海賊団。
会場の入口でゲストのチェックをしていると、そこに現れたのは

op_860d.gif ガッツではない。

ビッグ・マムの次男、将星カタクリ
見聞色の覇気を鍛えすぎて、少し先の未来が見えるらしい。

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事実、会場前に現れた招かれざる客の行動を先読みして撃退した。
ベッジの計画にもっとも厄介な存在となりそうだ。
いやいや、カタクリの存在も能力も知っている上で「完璧な作戦」だったんじゃないのかwww


ここで、見聞色の覇気について少し触れよう。

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レイリーによると
「見聞色の覇気」とは、相手の気配をより強く感じる力。
相手が視界の外にいても、相手の位置や数、次の瞬間に何をしようとしているかを読み取れるという。

なるほど、相手の筋肉の動きや息遣い、発汗や殺気を敏感に感じ取ることができれば、相手の攻撃は難なくかわせるだろうし、より緊迫した状態ならば、限られた次の行動のタイミングを御することもできそうだ。

しかし、それを異常に研ぎ澄ませたとして、
今回カタクリがしてみせたように

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少し先の未来に起きることや話す内容を読み取ることまでできるものだろうか。

僕は、これにはカタクリカラクリがあると思う。

おそらく、
カタクリが異常に優れた「見聞色の覇気」を持っているのは事実なのだろう。
しかし「見聞色の覇気」をいくら鍛えようとも、未来のことが分かるようにはならない、と僕は思う。

カタクリの立場であれば、前回ママの茶会の誘いを断ったジグラが、どういう目に遭ったかを知っているのは当然だ。むしろ、カタクリこそジグラに父親の首を送りつけた本人であってもおかしくない。
そして、今回ジグラがママに対して只ならぬ殺意を持っていたことは、誰にでも分かる。

細かいセリフの内容などは、行動を阻止してしまえば結局は「起きるはずだった事象」でしかなく、大筋が合っていれば「ジグラが言いたかったことは本当はこうだ」と証明できるものは、ジグラ本人しかいない。ジグラを始末すれば真相は闇の中だ。

おそらくカタクリは、知り得た情報と緻密なプロファイルを元に、相手のことを「知る」プロなのだ。
そして、いざ相手と対峙したときには、卓越した「見聞色の覇気」で、ここぞという絶妙なタイミングで相手の出鼻をくじく。あとは説得力のある「先読みした相手の行動」を語れば、未来予知者の一丁上がりだ。

ペテン師とまでは言わないが、予期せぬ事態を先読みできるほどの実力を持っているとは、僕には考えにくいのだが・・・
カタクリが本当にルフィたちにとっての脅威となるのか、注目だ。



さて・・・
今回、例え話の体を取ってはいるが、

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ジンベエがはじめて「麦わらの一味正式参入」への意思を明言した。
「ジンベエ参入する派」の読者諸兄はさぞ喜んでいることだろう。

しかし、以前から重ねて書いてきたように、僕は「参入しない派」なので
少々ひねくれた読み取り方をしてしまうことをあらかじめ断っておく。

ここでは、ジンベエの決意と覚悟が述べられている。
まず、このただならぬ覚悟を「死亡フラグ」と安易に捉えるつもりはない。

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以前ルフィからも熱烈なアプローチをされているし、ジンベエも時が満たされれば必ず合流すると約束した。
しかし、結局のところその合流を先延ばしにした理由を完全には解決できていないことと、「その時ルフィが心変わりしていなければ」という条件付きだったことを考慮すれば、すでに決意の固い「麦わらの一味参入」を、この期に及んであくまで「例え話」として語る気持ちは理解できる。

ただ、僕が気になるのは、ジンベエに「目標」がないことだ。

麦わらの一味のクルーは、全員成長途上で、ルフィが海賊王を目指しているように、皆それぞれ冒険の目標を持っている。

ジンベエは、魚人島の安寧や魚人族の地位向上など、成し遂げたい目標を持っているが、それらはルフィが世界を変える存在となることを信じ、そのために尽力することが結果魚人族のためになるハズ…と、今では旧来の目標を二次的なものと横に置いてでも、ルフィのために命を捨てる覚悟だ、というのだ。

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ジンベエの目下の目標は「ルフィの力になること」。個人の夢や野望ではない。
これが僕には麦わらの一味の中において、異質に思えてしかたないのである。

簡単な言葉で説明するなら、これも以前書いたことがあるが
「麦わらの一味は夢をもった未熟者の集団であってほしい。ジンベエは完成されすぎている。」

考察というよりも、これは僕の願いなのだ。
異論はあって当然だろう。

posted by BIE at 17:02 | Comment(6) | TrackBack(0) | ワンピース

2017年03月23日

ONEPIECE 860 速報


行動を先読みする、もっとも厄介な男
将星カタクリ登場!

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お前の次のセリフは
「わかった・・・ならいい」という!(嘘

記事本文はこちら
posted by BIE at 15:02 | Comment(6) | TrackBack(0) | ワンピース

2017年03月18日

ONEPIECE 859「四皇暗殺作戦」


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そもそもビッグ・マムは簡単に暗殺できるような相手なのか?

もっともな疑問だ。

世界政府も一目置く「四皇」の座に長く君臨し
白ひげやカイドウを向こうに回し
万国(トットランド)という一大帝国に不動の地位を築いた鉄の女。
様々な種族の43人の夫との間に85人の子供をもうけたタフさとバイタリティ。
メンタル・フィジカルともに、並の人間ではないことは容易に想像がつく。

実際、その想像以上にママの肉体は強靭。
通常なら、街を壊しても、船を沈めても、
銃弾や砲弾を食らってもカスリ傷ひとつつかない。

シーザーが作った猛毒ガス殺戮兵器「KXガスランチャー」も
ガスを体内に作用させることができなければ意味がない。

ところが、その無敵のママが衰弱し、周囲の者が手出しできなくなる、
すなわちランチャーでママに傷を負わせ、ガスを注入する機会が
「茶会」においてのみ発生するのだという。


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「マザー・カルメル」の写真事件

茶会において、ママの正面の席に必ず置かれている「マザー・カルメル」の写真。
ママの恩人らしいという以外、謎の人物で、
シフォンのみならず、他の家族もその詳しい素性を知らない。

その肖像が、ママにとって何より大切な宝なのだとか。

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以前、その写真をうっかり給仕が落とした際には
ママは真っ青になって取り乱し、
鼓膜を破らんばかりの奇声とともに覇王色の覇気を撒き散らした。
そのときママはショックでガクリと膝をついただけで
膝をすりむいて血を流していたという。

その時と同じ、いやそれ以上の状況を作り出せば
ママは衰弱し、周囲も己の身を護ることに精一杯で動けない
絶好のチャンスが訪れる。


ベッジは「マザー・カルメル」の写真を真っ二つに叩き割るつもりだが
ママが発作を起こすまでにタイムラグ(3秒)がある為、
そのわずかな間に、幹部や息子たちに阻まれたらアウト。

その役をルフィにさせようというのだが・・・

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ルフィ快諾。
それどころか、何か企んでいるようだ。
「今、面白ェ登場の仕方考えたんだよな〜 ししし!!」
嫌な予感しかしない・・・。


いよいよ夜が明けた。
それぞれの思惑をのせて「地獄の茶会」の幕が間もなく上がる・・・・。



まぁね、
ベッジの「完璧な作戦」が、まったく「完璧」じゃない点は仕方ないかな。

「マザー・カルメル」の写真に、ママがなぜそこまで思い入れているのかが分からない限り、同じ状況を作ったとて同じパニックが再び起こる保証はない。むしろ二度目なら耐性がついていてもおかしくない。
3秒とか5秒とか10秒とかいう時間も、計ったわけではないだろう。
不確定要素が多すぎる。

ルフィが面白いことを思いつき、ワクワクしているのは分かるのだが、
たとえ敵とはいえ、個人的に大切な思い入れのある写真を真っ二つになんて
ルフィがするかな・・・?
空気読まずに不謹慎極まりないことも平気でやりそうでもあるが・・・。

さらに、事情を知っているペコムズの存在もあるし、
ブリュレはなんとかしてこの企てをママに伝えようとしているし、
ボビンだって死んではいないはずだ。何が起きたっておかしくない。

あとは・・・

物憂げなプリンちゃんかな。
返り血を浴びるのも鬱だし、事後いっぱい記憶を消してまわるのが面倒くさい
と、口では言っているが、

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この憂鬱には、他の理由がもちろんあるのだろう。



余談だが:

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シーザーが作った猛毒ガス殺戮兵器「KXランチャー」
弾頭先端が注射針状になっていることと、中身の液体が見えていることに注目。

毒ガス兵器なのに液体・・・?、と思ったら
昨今の実際の毒ガス兵器も、常温下では液体のものが多いそうだ。
ただし、霧状に散布したり、爆発の衝撃で広範囲に飛散させ揮発させることがガス兵器としての本分となるため、やはり最終的には「気体」として作用するものが多い。

なので、注射針で体内に液体を注入して・・・という使い方は
果たして毒ガス兵器と呼べるのかどうか、少々疑問に感じるところではある。

つい先だって起きた、北の前将軍の長男暗殺の騒ぎでは、
2種類の液体が顔の上で混ぜられただの、スプレーと粘液の波状攻撃だっただの
様々な憶測が立てられたが、結局今のところ詳細はわかっていない。

ただ、このタイミングで「VXガス」を想起させるネーミングを使用することに
わずかでも抵抗はなかったのかな・・・と、思わずにはいられない。




ところで、
「マザー・カルメルの写真」について、

茶会において、常にママの正面の席に恭しくその写真が置かれているというが、
まず、それは本当に写真なのか?周囲が写真だと思っているだけということはないか?

写真が落ちたときにママが真っ青になって奇声を上げたと言うが、
それは本当に「写真が落ちたから」だったのか?
例えば、某ネコ型ロボットがネズミを見たときのように
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大嫌いな小さな生き物が足元を這っていたからではなかったか?(例えば…ね

まぁ、情報不足のせいで考えればキリがないので
もう少し事態が動けば自ずと分かることもあるだろう。


さて、
ではそもそも、マザー・カルメルとは、いったい何者か・・・?
「ママの恩人らしい」「失踪したらしい」と、憶測と伝聞ばかりで
名前以外は、何ひとつ確実な情報がない。

ベッジの証言を真に受けると
ママにとって、写真を傷つけることすら恐れ多い存在・・・ということになる。
ママが頭が上がらない人物ということで「ママの母親」の可能性がまずひとつ。
「恩人」ってのが、母親と結びつかなさそうで、ギリあるかも。祖母ってのもあり。

「カルメル」という名前からは、血族であることが想像でき、
もし血族でないなら、子供たち全員の名付け親だったりするかもしれないな。
とにかくシャーロット家と縁の深い人物であることは間違いない。
いったい誰なんだろうな。


写真を落としただけで青ざめた、というのは
「マザー・カルメル」こそが、ママの茶会に顔を出す「地獄の鬼」(怖くて青ざめた)
とも考えられるし、
ママにとってかけがえのない程大切な、やんごとなきお方(恐れ多くて青ざめた)
とも考えられる。

はたまた、とんでもなく飛躍するが、
それがただの写真ではなく、たとえば生きているとしたら?


ここからはいつもの妄想と思って軽く読み流してもらいたいのだが

「マザー・カルメル」はママにとって大切な人物だったが、
ちょっとした諍いからママの元を去ってしまった。そしてそのまま死んだと聞いた。

大きな後悔のもと、彼女を蘇らせたいと考えたママは、
以前、口論になったときにはずみで毟り取ってしまった彼女の「寿命」を
彼女の写真に与えた。
結果「マザー・カルメルの写真」は生命を持った。

しかし、茶会の特等席でどれだけもてなしても、どれだけ話しかけても、
ママに話したり、微笑みかけたりしてくれない。

ママは「マザー・カルメル」に伝えられなかった思いを伝えたい。
ママは「マザー・カルメル」の真意が知りたい。

ママがプリンの第三の目開眼に本当に期待していることは、
マザー・カルメルの写真から、その気持ちを読み解くこと、であるかもしれない。



・・・なんてな。
posted by BIE at 12:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | ワンピース